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住友化学が石油化学市況高で今期純利益3倍に上方修正

住友化学は27日2022年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比3倍の1400億円になる見通しだと発表したそうです。
従来予想を400億円上回り、過去最高益を更新する見込みで、石油化学製品の市況上昇を支えに収益性が改善するほか、半導体材料の販売増も寄与するようです。

売上高にあたる売上収益は、従来予想は2兆6100億円でしたが、18%増の2兆7100億円を見込むそうです。
けん引するのは石油化学事業で、需給逼迫を背景に汎用樹脂などの市況が高止まりし、採算が大きく改善したようです。
昨年のサウジアラビアの石油化学合弁事業ペトロ・ラービグの大型定期修繕がなくなったのも採算改善を後押しするようです。

情報電子化学事業ではテレワークの普及や巣ごもり需要を背景にディスプレーや半導体関連の材料が好調に推移しており、健康・農業関連事業で海外での農薬の出荷が増えることも貢献するようです。
一時的な損益を除くコア営業利益は2450億円と従来予想を450億円引き上げたそうです。

業績の上方修正を受けて配当予想も引き上げ、期末の配当を4円積み増し、年間配当を従来計画から4円増の24円(前期は15円)としたそうです。

オンラインで会見した岩田圭一社長は「通期業績予想の上方修正の相当程度は上期に生じた要因だ」と説明し、下期は半導体不足に伴う自動車減産の影響や原料高に伴う交易条件の悪化などが懸念材料となりそうだとの認識を示したそうです。

同日発表した2021年4~9月期の売上収益は前年同期比27%増の1兆3252億円、最終損益が888億円の黒字(前年同期は22億円の赤字)となったそうです。

下期の業績は先行き不透明ですね。
これが明るくなってくれば、さらなる上積みも期待できるかもしれませんね。

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