市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 29068.63 +517.70 ( 114320 ) 東証1部 1989 / 155 40 / 15
225先物 29120.00 +550.00 ( 35855 ) 東証2部 259 / 115 6 / 10
T O P I X 2023.93 +36.96 JASDAQ 395 / 172 9 / 13
東1単純 2460.53 +52.11
東2単純 1394.33 +9.54 ( 16260 )
NYダウ 34912.56 +534.75 (10月14日) 米国10年国債利回り 1.514 %
JQ平均 4001.86 +35.24 ( 6933 ) 国債指標銘柄利回り 0.075 %
15日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比517円高の2万906
8円だった。前日の米株大幅上昇や米インフレ懸念の後退で朝から大きく買い
が先行。円相場が1ドル=114円台と2年11カ月ぶり安値まで下げたこと
も好感された。コロナ感染者増加や物価高で心配されていた米国の主要企業の
7-9月決算も今のところ逆に上振れするような状態で杞憂に終わっている。
本日は売り過ぎた分を取り戻す活発な買い戻しと業績を買う動きが混在する強
い上昇となった。
昨日の米国市場は事前予想を上回る主要企業の好決算が相次ぎダウ平均は5
日ぶりに大幅反発した。医療保険のユナイテッドヘルスの上方修正を受けて同
社株が大幅高。この1社でダウ平均を110ドルも押し上げた。他のドラッグ
ストア株なども好決算で買われ全体を押し上げている。
また、この日発表された雇用関連の指標も良好で、卸売物価指数の伸びも鈍化
したことから全面高に近い状態となってる。インフレ警戒がやや後退したこと
は当面の戻りを後押ししそうだ。
さて、東京市場は当面の難題だった米インフレ懸念が後退し買い戻す動きが
活発化。日経平均は目先の上値抵抗線と見られていた75日移動平均線(2万
8523円)や200日移動平均線(2万8744円)を軽々と超え、半値戻
りと大台という節目の重なる2万9000円まで一気に到達した。
アジア株高や時間外取引の米株先物高と状況は急速に改善。来週も堅調な相場
が継続するだろう。
< 曜日別市場デ-タ >
金曜日 : 「 三市場投資主体別売買代金差額 」
10月第2週 前週 前々週
「個 人」
現 金 1283 2736 ▲748
信 用 876 2779 584
「海外投資家」 4653 ▲4889 ▲2961
「法 人」
生・損保 ▲55 ▲177 ▲91
都・地銀 ▲179 ▲432 ▲17
信託銀行 ▲1610 ▲3475 ▲2501
投 信 337 1314 ▲1374
事業法人 811 378 141
「自 己」 ▲6760 1327 6681
* 単位 億円 ▲は売り越し
先週の日経平均は世界的な株安の影響を受けて大幅続落した。
米国のインフレ懸念が強まり一時は2万8000円台を深く割り込んでいる。
この週は外国人が5週ふりに日本株を買い越し。下値で買い戻しが入ったよう
だ。一方、国内では個人も現金、信用両方で買い越し。2万7000円台は買
いゾーンのようである。