日経平均 28048.94 +370.73 ( 135677 ) 東証1部 1746 / 358 16 / 24
225先物 28120.00 +300.00 ( 46494 ) 東証2部 264 / 115 6 / 5
T O P I X 1961.85 +22.23 JASDAQ 403 / 168 11 / 10
東1単純 2402.48 +29.78
東2単純 1385.53 +8.62 ( 14628 )
NYダウ 34754.94 +337.95 (10月 7日) 米国10年国債利回り 1.576 %
JQ平均 3956.18 +20.23 ( 6956 ) 国債指標銘柄利回り 0.080 %
8日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比370円高の2万8048
円だった。前日の米国株がデフォルト(連邦政府の債務不履行)回避を好感し
て大幅高した流れを受け継ぎ、序盤から300円を超える上げで始まった。
その後も直近まで先物を売り込んでいた海外投機筋の買い戻しが入り600円
超の上げ幅へ。一気に4日~5日に空けた窓上限(2万8343円)を埋めて
くる展開となった。1週間ぶりに取引を再開した中国市場がしっかりしている
ことも安心材料に。
昨日の米国市場は債務上限問題の懸念が後退したことからダウ平均は3日続
伸した。与野党が債務上限問題を12月まで暫定的に先送りし、当面のデフォ
ルトリスクがなくなったことが好感された。ダウ平均は序盤に550ドルも上
げる場面があったが、途中から原油先物(WTI)や長期金利の上昇が始まり
上値が重くなってしまった。
米国では連邦債務問題が目先解決されたものの、インフレ警戒は依然として残っ
ており、PERの割高感はしばらく意識されてしまいそうだ。
さて、東京市場は米国の債務問題の後退を受けた売り方の買い戻しで急ピッ
チな戻りを演じる1日に。東京都で昨日起きた震度5強の地震の影響は限られ、
本日は売り込み過ぎた反動が一気に顕在化している。日経平均は上述した窓埋
めが終わったところでやや失速。今晩の9月の米雇用統計の発表を控え午後か
らは様子見ムードとなってしまった。
< 曜日別市場デ-タ >
金曜日 : 「 三市場投資主体別売買代金差額 」
10月第1週 前週 前々週
「個 人」
現 金 2736 ▲748 ▲1560
信 用 2779 584 1039
「海外投資家」 ▲4889 ▲2961 ▲500
「法 人」
生・損保 ▲177 ▲91 ▲124
都・地銀 ▲432 ▲17 ▲257
信託銀行 ▲3475 ▲2501 ▲3775
投 信 1314 ▲1374 ▲2139
事業法人 378 141 174
「自 己」 1327 6681 7596
* 単位 億円 ▲は売り越し
先週の日経平均は大幅続落。米インフレ懸念や中国大手不動産企業の問題が
嫌気されて世界的なリスクオフ相場となってしまった。この週は外国人3週連
続で日本株を売り越し。下げ相場を主導している。
逆張り派の個人は現金、信用双方で大幅買い越し。ただ、谷が深いとこの買い
はちょっと失敗する可能性もありそうだ。