日経平均 28771.07 -681.59 ( 138443 ) 東証1部 173 /1981 21 / 85
225先物 28820.00 -860.00 ( 69832 ) 東証2部 86 / 311 4 / 14
T O P I X 1986.31 -43.85 JASDAQ 161 / 440 8 / 21
東1単純 2444.65 -56.52
東2単純 1398.82 -12.78 ( 16570 )
NYダウ 33843.92 -546.80 ( 9月30日) 米国10年国債利回り 1.486 %
JQ平均 4002.04 -27.88 ( 4928 ) 国債指標銘柄利回り 0.045 %
10月最初の取引となる本日の市場は日経平均が5日続落。
終値は前日比で681円安の2万8771円だった。外部環境の悪化からリス
クオフ流れが強まり、その結果、週間の下げ幅が1477円安と2020年3
月30日~4月3日以来約1年半ぶりの値下がりを記録するなど、連日低調な
商いが続いている。
昨日の米国市場は米国の債務上限問題やサプライチェーンの混乱が圧迫要因
となりダウ平均は大幅反落した。新型コロナ変異株の感染拡大による物品供給
網の混乱が今後の経済を下押しするとの見方が強まっている。
折からのインフレ懸念もあって幅広い銘柄に売りが出てしまった。連邦債務上
限問題を巡る与野党協議の難航も相場の重しに。恐怖指数(VIX)は一段と
上昇して相場が不安定化している様子がうかがえる。当面は調整含みの動きと
なりそうだ。
さて、東京市場は米連邦政府の債務上限問題や、中国景気リスクなどへの警
戒感は根強く、手控え気分が強い状況から先物主導で下げ幅を拡大、日経平均
は1か月ぶりの安値水準まで調整となり、東証株価指数(TOPIX)も節目
の2000ポイントを割り込んで大引けを迎えるなど、景気減速懸念により先
行き不安の高まりから、来週も海外市場の動向を睨みながら神経質な展開が続
くと思われる。
< 曜日別市場デ-タ >
金曜日 : 「 三市場投資主体別売買代金差額 」
09月第4週 前週 前々週
「個 人」
現 金 ▲748 ▲1560 ▲5815
信 用 584 1039 9
「海外投資家」 ▲2961 ▲500 3010
「法 人」
生・損保 ▲91 ▲124 ▲143
都・地銀 ▲17 ▲257 ▲282
信託銀行 ▲2501 ▲3775 ▲2120
投 信 ▲1374 ▲2139 ▲1896
事業法人 141 174 149
「自 己」 6681 7596 7634
* 単位 億円 ▲は売り越し
9月4週の日経平均は5週ぶりに反落した。中国の不動産大手の資金繰り懸
念で世界的に株式が下がる週にあった。この週はリスクに敏感な外国人の売り
が出て株価を押し下げた。国内法人勢も中間決算期末接近で益出し売りが活発
化したようだ。個人は現物の売り越しが5週間も続いている。