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日経平均大幅安でも想定範囲内

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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10月1日 金曜日


日本株について
本日の日経平均株価は、681円安の28771円で取引終了。
欧米株安と円高を受けて売り先行。10時頃から右肩下がりになると前場はほぼ安値引け。後場は一段安となり、買い戻されることなく安値揉み合いのまま大幅安。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆5442億円、出来高は13億8443万株。
値上がり銘柄数は173、値下がり銘柄数は1981、変わらずは20銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
鉱業だけが上昇、他32業種は全て下落しました。

下落率の高い順
その他製品、金属、倉庫・運輸、卸売、機械

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は12、値下がり銘柄数は212、変わらずは1銘柄でした。
上昇率の高い順
(4755)楽天G 3.24%高
(5214)日本電気硝子 1.62%高
(1605)INPEX 0.80%高
(9434)ソフトバンク 0.46%高
(9432)日本電信電話 0.42%高

下落率の高い順
(7974)任天堂 8.73%安
(9766)コナミHD 8.39%安
(4183)三井化学 5.98%安
(6981)村田製作所 5.65%安
(4005)住友化学 5.30%安

〇日銀短観
9月の大企業製造業DIはプラス18
前回調査(6月)のプラス14から改善。市場予想よりも良い。

大企業非製造業DIはプラス2
前回調査のプラス1から改善。市場予想よりも良い。

〇欧米株安と円高が大きな売り材料
ダウ平均 1.59%安(546ドル安)
ナスダック 0.44%安
S&P500指数 1.19%安

ダウ平均は経験則で弱含むものが多くなっている為、更なる下落を警戒した日本株売り。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.31%安
ドイツ(DAX) 0.68%安
フランス(CAC) 0.62%安

3市場揃っての反落は、日本株にマイナス材料。

〇ドル円相場による影響
前日は1ドル112円まで上昇していましたが、111円前半まで円高進行。欧米株の弱さと相まって、株売り材料に。

〇短期急落

9月14日の30670円から、本日の28771円まで1899円も急落。

---- 高値になった9月14日に書いていた内容です -----
短期暴騰で31年ぶりの高値更新、株価が騰がり続けると先高感ある市場関係者のお話や、好材料の指摘も多くなってきます。このチャートを見れば、強気で明るい雰囲気になるのが普通かもしれません。

日経平均に限らず、個別銘柄でも同じこと。
では、そのような「強気で明るい雰囲気になる買いやすい時」の買い付けで勝てるなら、多くの個人投資家は勝ち続けていることでしょう。でも現実は大きく違い、数年間でみると個人投資家の多くが負けているのです。言い換えれば、普通で買いやすい時に買っても、それを続けていると負け越しに。

買った後の下落で含み損が増えていくと「なぜ、こんなに高いところで買ったのか」と反省したことは多々ありませんか?

株価が大きく上昇し続け、先高感あるお話や好材料の指摘が多くなってくると熱くなりがち(私は熱くなりませんが)。でも、そんな時こそ冷静になって、しっかりと検証することが大切だと思っています。投資を続ける限りチャンスは無限にありますから、短期間の暴騰で熱くなっていたら勝率アップは望み薄。

この短期暴騰相場がいつまでも続くことはありません。単純に「乗り遅れ」という焦りの気持ちから、急いで買い付けるとリスクの高い投資になると考えています。
----- ここまで -----

----- 9月17日に書いていた内容です -----
独り言
国内機関投資家は個人投資家が多く買い付けたところで売り抜けることがあります。よって、市場関係者による強気コメントや煽りには十分注意しなければいけません。
そんな時は国内外の機関投資家同士でぶつかり合ってもらえれば良し。個人投資家は他人のお金を運用する責任がありませんので、「勝てる、リスクが低い」と判断した時に勝負しましょう。待つ投資は、個人投資家の強味なので。
----- ここまで -----

〇私の投資を少しだけ
日経平均は2000円近い下げ幅になっていますが、私の損切りは1銘柄です。
私の損切りルールは、買値から10%減。正確には、終値で確実に10%減と判断すれば損切り、微妙なら持越しです。よって、買値から10%を超えた下落に耐えているものはなく、1銘柄だけの損切り。

上記していますとおり、暴騰時における「強気コメントや強気材料」は確認するだけで過信せず、買い付けを見送り続けてきました。相場格言「休むも相場」です。売買するだけが投資ではなく、待つのも立派な投資法。但し、本当に休んでしまうとチャンスをつかみ損ねるので、検証を続けながら。

本日のような下落が来週も続けば損切りは増えると思いますが、今のところは想定範囲内です。


チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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