市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 30248.81 +609.41 ( 142537 ) 東証1部 2104 / 68 106 / 3
225先物 30150.00 +630.00 ( 35494 ) 東証2部 328 / 73 20 / 0
T O P I X 2090.75 +47.20 JASDAQ 498 / 104 17 / 2
東1単純 2613.72 +58.73
東2単純 1460.88 +15.34 ( 11755 )
NYダウ 34764.82 +506.50 ( 9月23日) 米国10年国債利回り 1.433 %
JQ平均 4089.36 +45.96 ( 6177 ) 国債指標銘柄利回り 0.050 %
25日の市場は日経平均が3日ぶりに大幅反発。終値は前営業日比609円
高の3万248円で、3日ぶりに3万円の大台を回復した。
日本の休みの間の米国株が大幅高を演じたことや、中国恒大集団の利払いに関
する不安が目先後退したことで買い戻しが一気に広がった。直近2日間で日経
平均が800円以上も下げていたため戻りも急ピッチとなったようである。
これで短期的な値幅調整が一巡し、再び3万円台を固める動きに移行してこよ
う。
昨日の米国市場はFOMC通過によるアク抜け感からダウ平均は大幅続伸。
2日間で800ドルを超える大幅な上昇となった。
この日は金融政策に関する不透明感がFOMC後で消え、利上げ開始が当初
予想より後ろにズレ込むとの見方が広がった。
また、中国不動産大手の恒大集団の債務問題がひとまず和らいだことも買い
安心感につながっている。足元で新型コロナの新規感染者数が減少に転じて
いることもプラスに働いたようだ。
さて、東京市場は大幅反転した米国株や中国恒大の目先のデフォルト回避
を好感して直近急落分を取り返そうとする展開。国内の新型コロナ感染者数
減少、円安回帰などもあって3万円台固めに再び入ってきたようだ。
日本には独自の要因として自民総裁選や衆院選があるため政策期待などから
先高観が働きやすい。中国問題などをこなしながら堅調な秋相場を継続する
こととなりそうだ。
< 曜日別市場デ-タ >
水曜日:「ニ市場合計信用買い残・売り残金額 」(09/17の週の分)
日 付 <買い残> <売り残>
08/20 3兆4572億円(△ 457億円) 6922億円(▲ 326億円)
08/27 3兆3685億円(▲ 887億円) 8432億円(△1510億円)
09/03 3兆2766億円(▲ 919億円) 7965億円(▲ 467億円)
09/10 3兆2596億円(▲ 170億円) 8590億円(△ 625億円)
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09/17 3兆3034億円(△ 438億円) 9207億円(△ 617億円)
<直近買い残ピーク> <直近売り残ピーク>
18'03/23 3兆6759億円 07'02/23 1兆7035億円
9月3週の日経平均は小幅ながらも4週連続高となった。
週前半には3万1000円の大台に近づく場面もあったが、上昇ピッチのあま
りの早さに自律的な調整を入れている。この週は個人が信用で4週ぶりに買い
越し。週のわずかな押し目にも買いを入れてきた。信用売り残は短期的な過熱
感から2週連続で増加している。