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FOMCの結果はサプライズだったが1日で消化されたようだ

昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -265.66 @34,033.67, NASDAQ -33.18 @14,039.68)。ドル円為替レートは110円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が673に対して、下落銘柄数は1,409となった。騰落レシオは112.08%。東証1部の売買代金は2兆2782億円。

TOPIX -12 @1,964
日経平均 -273円 @29,013円

米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が2023年中にゼロ金利を解除し、2023年末までに2回の利上げを行う可能性を示した。これはマーケットにとって予想外のサプライズだった。長期金利は一時的に上昇し、株式相場も一時大きく下げたが、相場に大きな混乱はなかった。10年物の実質金利は依然としてマイナス0.7%とマイナス圏にあり、今年4月前半のマイナス0.6%よりもまだ低い。そのため、ハイテク株が多いナスダックは小幅な下げだった。

この流れを受けて、東京市場でも日経平均は下げ幅が一時400円を超えたが、すぐに切り返して下げ幅を縮小した。新型コロナウィルスのワクチン接種が進んでおり、緊急事態宣言も沖縄を除く全都道府県で6月20日に解除されることが確実な中で、下値を売り込もうという動きはほとんど出てこない。

日経平均の日足チャートを見ると、ほぼ横向きの60日移動平均線と10日移動平均線をザラバで跨いで下ひげを引き、短陰線で終えた。FOMCが示した利上げのタイミングは確かにサプライズではあったが、そのショックは1日で消化された可能性が高い。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、サービス(1位)、精密機器(2位)、医薬品(3位)、鉄鋼(4位)、情報・通信(5位)となった。

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