三井物産は、連結純利益(国際会計基準)を前期比31%減の2700億円とし、従来予想(1800億円)から900億円引き上げたそうです。
鉄鉱石の価格上昇や、化学品事業の収益回復などを織り込んだとのことです。
同日にオンライン会見した三井物産の内田貴和最高財務責任者(CFO)は「自動車関連など、コロナ禍で影響を受けていた事業の回復が顕著になっている」と業績動向を説明したそうです。
丸紅は2021年3月期の連結最終損益(同)の見通しを1900億円の黒字(前期は1974億円の赤字)と、従来予想から400億円引き上げたそうです。
年間配当の見通しも28円(前期は35円)と従来予想から6円増やしたそうです。
鉄鉱石価格の上昇に加え、食肉の加工販売や穀物関連の事業が好調に推移しているようです。
商社の決算をすべて見たわけではありませんが、前年比では減益ながら、当初の業績予想よりも良くなっている会社がいくつかあるようですね。
8031:1,974円、 8002:757.8円