投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株は一気に利益確定&狼狽売り
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
米国株について
ダウ平均は633ドル安の30303ドルで取引終了。
取引開始から30分足らずで500ドルを超える下げ幅に。その後は200ドルほど戻した水準で揉み合いますが、午後は再び大きく売り込まれて2%を超える大幅安となりました。
ダウ平均 2.05%安(633ドル安)
ナスダック 2.61%安
S&P500指数 2.57%安
〇ダウ構成銘柄の動向
4銘柄が上昇、 26銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
スリーエム 6.08%高
ウォルグリーン 4.05%高
シスコシステムズ 0.97%高
マイクロソフト 0.25%高
下落率の高い順
ボーイング 3.97%安
メルク 3.96%安
マクドナルド 3.89%安
ウォルト・ディズニー 3.85%安
P&G 3.54%安
〇経済指標
12月の耐久財受注速報値は、前月比0.2%増になりました。
11月の1.2%増(改定値)から大幅に減少。市場予想も下回っています。航空機を除くコア資本財の受注は0.6%増となり、こちらは市場予想を上回っています。
〇FOMCによる影響は限定的
量的緩和の現状維持を決定。経済の見通しは、ワクチン接種によるコロナ次第と指摘。他、ほぼ周知されている内容で、サプライズは無し。
〇一気に利益確定
ボーイングなど失望決算銘柄が大きく売り込まれたとはいえ、全体がここまで下落した背景には、AIを含む大口投資家の利益確定だと考えています。
主要3指数が過去最高値を連日で更新するなど、最近の相場はとても強かった。それだけ買いの勢いも強いと言えますが、逆に言えば利益確定に伴う下落リスクあり。下落したのを見てから書く結果論ですが、本日の相場は後者による影響が大きかったのではないかと。
〇狼狽売り(ろうばいうり)
狼狽売りとは、株価急落で冷静な判断を失った投資家がパニック的に売り出すこと。
取引開始から急落したことで、堅調な展開になれていた投資家が不意打ちを食らって狼狽売り。取引開始から30分足らずで500ドルを超える下げ幅になりました。
500ドルを超える下げ幅から200ドルほど戻した水準で長く揉み合いましたが、午後は戻りの鈍さに見切りをつけた利益確定売りが優勢に。売り込まれたことで「やっぱりダメか」という失望売りと見切り売りもあったはず。
〇値幅調整が進みました
調整と言える下落無しで堅調に(売りが吸収されないまま)推移してきましたが、2%を超える大幅安になったことで一気に値幅調整(売りの吸収で売り圧力低下)が進みました。
下値は30000ドルで、上値は30600ドルになると考えています。