ＪＲ東日本がオフピーク利用で最大２０円相当のポイントを還元

[TAROSSAさん]

ＪＲ東日本は、通勤ピーク時間帯の前後に交通系ＩＣカード「Ｓｕｉｃａ」の通勤定期券で乗車した場合と、同一運賃区間で月に10回以上Ｓｕｉｃａで乗車した場合に同社のＪＲＥポイントを還元するサービスを３月から始めるそうです。

時差通勤や通勤手当廃止といった新型コロナウイルスによる働き方の変化に対応することなどが狙いのようです。

ピーク時間前後の利用でポイントを還元する「オフピークポイントサービス」は、３月15日から来年３月末まで実施し、駅ごとに異なる最も混雑する時間帯の前の１時間に改札を通ると15円相当、後の１時間に通過すると20円相当のポイントを還元するそうです。

東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、山梨の６都県の多くの駅が対象で、上野駅の場合は山手線や常磐線など全路線共通で午前６時20分〜７時20分の通過で15円相当、８時50分〜９時50分の通過で20円相当のポイントがもらえるそうです。

利用状況を２カ月分集計後、その翌月の中旬以降にポイントを還元しますが、ＳｕｉｃａとＪＲＥポイントの連携や専用サイトでのエントリーが必要となるとのことです。

一方、同一運賃区間で月10回以上乗車した場合に還元する「リピートポイントサービス」はＳｕｉｃａが利用できる在来線全駅が対象で、３月１日から始めるそうです。

10回乗車すると１回乗車分のポイントを還元し、11回目からは運賃の10％分を毎回還元するそうです。

東京−赤羽、品川−川崎など運賃が同じであれば区間は異なっても利用できるそうです。

還元時期は利用回数が10回以上となった翌週以降となるそうです。

同社の高橋弘行営業部長は「乗客にはポイントがたまるメリット、当社としても働き方改革に率先して取り組む姿勢を示すことや人員や車両を平準化できるメリットがある」と話したそうです。

ピーク時間帯の前後1時間だけなんですかね。

もう少し幅を広げてもらいたいとの意見も出てきそうですが、そちらは「リピートポイントサービス」でカバーするということですかね。

ＪＲ東海や名鉄、地下鉄でも導入してくれないですかね。（しないでしょうね。）

9020：6,746円