英国では首都ロンドンのロックダウン効果もなく医療崩壊が始まり英国型変異株による感染は欧州全体に拡がる様相をみせています。また米国でも固有変異株による市中感染が確認されるなど世界的な感染拡大は一向に衰えを見せず「withコロナ」という言葉は形骸化しつつある様に感じます。
特に医療関係者の間では「withコロナ」は非現実的であり最低でも2~3ヵ月は経済活動をストップしコロナ対策に集中すべきだという意見が大勢を占めています。
同時に海外の変異株だけでなく、国内の感染拡大が長期化すれば日本型の変異株が生まれるリスクが高まると警告しています。
またワクチンの承認や接種のスケジュールに関して日本は他の先進国に後れを取っており本気で半年後の東京五輪開催を考えているのかと疑いたくなります。
<それでも株価は上がり続けるのか?>
米国では今月予想外の出来事が二つありました。一つはマイナスに落ち込んだ雇用統計。もう一つはトリプルブルーが現実になったことです。にも関わらず米国株は3指数揃って史上最高値を更新しています。
理由はバイデン政権による数兆ドル規模の経済対策への期待だとか。何れそのツケは国民が払うことになるのに。
という訳で、2021年第一週目の出来事や株価の動きをみて当初の相場予測と今年の投資計画を一旦白紙に戻すことにしました。
昨年は新型コロナに振り回された一年でしたが2021年は何とか終息へと向かってほしいものです。しかし昨年末から変異株を交え、世界中で感染爆発の兆しが見えています。一方でワクチンの製造承認も着々と進んでいますが有効性・安全性の評価が固まるまでにはかなりの時間を要するでしょう。
さらに集団免疫獲得の必要条件である7割以上の人が接種を受けられるのか。或いは効果の持続期間はどうなのか等々。こうした疑問に対する答えが年内に出る可能性は極めて低いと思います。つまり今年も新型コロナウィルスの脅威と戦いながら感染対策と経済活動のコントロールに悩まされる一年になる様な気がします。
一方、昨年の株式市場は新型コロナなど物ともせず高値を更新し緩和マネーの勢いを改めて実感する結果になりました。この勢いは恐らく今年も続くと思いますが日米共に新政権の手腕が試される年でもあり昨年の様に、3月の底値からほぼ一直線に上昇する様なことは考え難く前半は揉み合い、後半に漸く山が訪れるのではないかと予想しています。
因みに、今年はアフターコロナを見据え、関連する材料株を初めバリュー株、コモディティ関連(東京五輪に肖って「金・銀・銅」?)さらには新型コロナの影響で叩き売られ底値圏にある銘柄などを中心に数本の個人ファンドを立ち上げようと考えています。
先週のNY市場はトリプルブルーが現実になったにも関わらずバイデン政権による大規模な財政出動を期待してドルも株も買われました。長期金利は1.1%まで上昇し、株価暴落の危険性が指摘される1.2%に接近。一方で金は急落するという予想外の展開でしたが何れ財政逼迫による増税は避けられませんし国債の大量増発によって米国債の格下げも視野に入るため中期的に米国株は下落すると予想しています。
<バイデン政権で米国経済は良くなるか?>米国の大統領は2代続いて消去法によって選ばれたと考えています。何故なら選挙戦中バイデン氏のビジョンが明確に示されたことはなく同氏の勝利はトランプ大統領の自滅によって齎された様な気がします。
また今のところ好感されているバイデン氏のダイバーシティ人事は新政権の人気取りを強く意識した産物であり最初から他力本願が見え隠れしている様な気がして仕方ありません。
そういえば4年前トランプ大統領の就任演説はアメリカ・ファーストの連呼に終始しましたがそれも明確なビジョンが無かったからでしょう。従ってバイデン氏もブレーンに恵まれれば無難に任期を全う出来そうですが今のところ、それ以上の期待は望めそうにありません。(私見です)
<まとめ>2021年の株式市場は紆余曲折がありながらも活況が続くと考えていましたがスタートして僅か一週間で少し景色が変わりました。
年初までは日経平均が3万円を超えるのは時間の問題とした上で「近い様で意外に遠い3万円超え」と予想していましたが敢えて「遠のいた3万円超え」に変更します。
無論素人の予想ですから外れる可能性が高いのは百も承知していますが毎年投資戦略は自身の予想に基づいて立案しているため今年は「横ばいかやや弱含み」を想定し資金配分を決めることにしました。
但しターゲットとするセクターは当初の計画通りです。(ファンドの立ち上げは中止します)
>指数連動型に関してはストップ高という概念を外すべき
確かに指数には値幅制限が無いのに
指数連動型ETFに値幅制限があるのは矛盾してますね。
強いて言うなら
サーキットブレーカーが発動された時点の価格を値幅制限にすればいいと思います。
その逆もまたしかりではありますが。
スマッシュ的に予想が当たってもうまみが少ないことが多いので。
マイルド。さん お疲れ様です。
簡単に達成してしまったら面白くないですよ。
私は近い様で遠い3万円の方がいいですね。
でも結局達成出来なかったりしてw
1552のS規制を解除したら物凄い乱高下が起こりそうな気がしません?
ただ結果的に下がる様に設計されてしまったので
S高の規制は外しても問題ないとは思いますね。
超えたりして。。
空運や鉄道はもう下げ様がないところまで落ちましたからね。
今のうちに仕込んで、あとは死んだふりをして置けばいいだけでしょう。
このレベルの買いは もしかすると 資金移動が起こっている可能性もありますね。勢いで売られたけど新興はガチホでいいかも?
しばらく触らないと思います。
需給の見方もいろいろあるみたいですね。
ANAもだいぶ好転してきた。
NISAなので損はしたくない。
というか長期だけど。
新型コロナの後はプリオンですか。恐わ
当分牛食うの止めとこ。
私は。
何といっても努力の賜物ですよ。
そうやって徐々に勝ちパターンが出来上がって行くのでしょう。
たか〇さんならビリオントレーダーも夢じゃないと思いますよ。
お疲れ様です。
朝方急落した割には、思ったほど外国人の利益確定売りが出ていない気がします。
それに安いところは個人が買っているのか、総じて底堅い印象ですが
今夜もNY市場が大幅続落なら、底堅い分反動も大きいかと。。。
今日は先物を一旦買い埋め現物を少し増やしました。
その後日経平均が28200円を回復したので再度ヘッジを入れています。
因みに相場全体が急落した時は強い銘柄と弱い銘柄がはっきり分かれるので
今後のターゲット選定に活かすチャンスだと思います。
温い相場が続くのはどうも性に合いません。
日経売りはこのまま予定の期間を乗り切って チャートが底たたいたら 一気に買い戻しつつ さらに個別サブ銘柄の仕込みにも回したいです。
ただ大きな相場が来るというより揺れる相場になる 揉むと思うのでサブ銘柄は短期利確で回すイメージで考えています。
たか〇さん おはようございます。
ご指摘の通り一時的な揺れでしょうね。
NY株急落の原因も曖昧で、過熱させていた輩が利確しただけだと思います。
日経平均は寄り後予想レンジの下限28200円割ったので少し買いました。
下限を維持出来れば28700円を中央値としたレンジ相場が続くとみています。
因みにヘッジは2月一杯厚めにし
イメージとしては買い4.5、売り5.5くらいを想定しています