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最近のコロナ関係とIT

最近の国際的なコロナによる力関係が変わりつつある、ITなどの

計算ソフトなどの開発により治療も時間の短縮が出来て進化している

しかし体温上昇によって改善する病を説明出来ないでいる。

 

 人類共通の課題を一つの国だけですべて解決できると思いますか――。

 「中国のワクチンができたら優先配分してほしい」。フィリピンのドゥテルテ大統領は7月に「米中のいずれとも対峙するつもりはない」と表明し、中国による南シナ海での軍事施設を容認する姿勢を示した。中国外務省報道官はすぐに「賛同する。ワクチンも優先的に考慮する」と応じた。
 フィリピンが米中を露骨にてんびんにかけるほど、新型コロナウイルスによる危機は秩序転換の流れを速めている。国際通貨基金(IMF)によると、国内総生産(GDP)を物価水準でならした購買力平価ベースで、中国を中心とするアジア新興国の経済力は2020年に米国を中心とする先進国を追い抜く。150年ぶりの逆転で、コロナ前の予測より1年早まる。
 米中両大国は危機に連携するどころか、対立を深めた。米国のコロナによる死者は18万人を超えた。その隙を突き、中国は香港の言論を封じ、南シナ海で実効支配を強めた。米英は次世代通信規格「5G」から中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の排除を決めた。ドイツ銀行の試算によると、米中を中心にデジタル分断の代償は供給網の見直しなど今後5年で約370兆円に上る。
 アダム・スミスは「市場の広さが分業を制限する」と市場が大きいほど分業で生産性が上昇し、成長する経済を描いた。繁栄の礎であるグローバル化は今、危機にある。第2次世界大戦後の10%から21世紀に60%台まで上昇した世界のGDPに対する貿易額の比率は、2020年に37%と冷戦終結時の水準に下がる。
 では大国の対立が世界を再び二分するのか。現在の世界はそれほど単純ではない。デジタル空間と供給網で複雑に結ばれ、各国の相互依存は深い。政治体制にかかわらず、データや技術を使いこなす「ミドルパワー」も存在感を高めた。
 「経済をコロナ前より強くする」。ニュージーランドのアーダーン首相は訴える。早々に都市封鎖を断行し、企業の給与支払いを肩代わりする対策などで失業率をコロナ前と同じ4%台に抑えた。企業の要望などを集約するデジタル政府の仕組みを政策に生かす。
 フィンランドは医療機関の電子データを統合した知見から、簡易診断情報に基づき感染拡大の兆候を示す地図を随時公表している。世界銀行の指標をみると、感染対策の成功例とされる韓国や台湾は08~18年に「政府の効率性」や「法の支配」が大きく改善した。
 日米中欧など50カ国超の官民有識者は7月から議論を重ね、新型コロナの陰性データをアプリで相互認証する道を探る。主導するのは世界経済フォーラム。事務局の須賀千鶴氏は「陰性なら移動できる『パスポート』」と話す。国家対立を乗り越え、移動の自由を自ら守ろうとする動きだ。
 「人類は歴史上、初めて同じ問題に立ち向かう」。ノーベル文学賞を受賞したトルコ人作家、オルハン・パムク氏はこう話す。私たちは世界中の成功や失敗を即座に比較できる現代を生きる。イデオロギーでは命を救えない。大国の時代は終わり、統治の賢さを地球規模で競うときにある。

 


2件のコメントがあります
  • イメージ
    堅実さん
    2020/9/7 21:02

    こんばんわ


    この、写真は、何でしょうね。

    お風呂に、入っているようですが。



  • イメージ
    こんばんわ、堅実さん。コメント感謝します。

    私のお気に入りの黄金風呂です。
    私はお風呂に入る時に湯治の湯を信じて、
    頻繁に挙げてます。
    湯船に浸かる習慣は温泉の湧き出る国の
    習慣だと過去に教わった事があります。

    一度は黄金風呂に入った方が良いですよ。
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