投資歴20年のmasaさんのブログ
日経平均は「一部の機関投資家による大口売り」だけの影響
情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
http://homepage777.life.coocan.jp/
勉強できる私の買い付け
http://33masa.blog81.fc2.com/
ツイッタ―
https://twitter.com/mm333m
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
日本株について
本日の日経平均株価は、192円安の23096で取引終了。
売り先行の後、9時30分から大口売りが連発すると下げ幅を拡大。23100円まで売られると下げ渋るものの、買い戻す動きは少なく安値揉み合いのままでした。
売買代金は1兆5014億円、出来高は8億1922万株。
値上がり銘柄数は635、値下がり銘柄数は1452、変わらずは86銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
海運と空運が上昇、他31業種が下落
下落率の高い順
精密機器、サービス、陸運、医薬品、その他金融
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は44、値下がり銘柄数は173、変わらずは8銘柄でした。
上昇率の高い順
スズキ 1.95%高
新生銀行 1.60%高
日立製作所 1.15%高
日産自動車 1.15%高
IHI 1.11%高
下落率の高い順
電通G 4.39%安
シチズン時計 4.20%安
日本軽金属HD 3.63%安
中外製薬 3.55%安
リクルートHD 3.17%安
〇米国株による影響は限定的
ダウ平均 0.12%(34ドル高)
ナスダック 0.21%安
S&P500指数 0.02%安
僅かな下落で方向感は出ず。
高値揉み合い中なので、日本株への影響も限定的。
〇欧州株の下落は売り材料
ドイツ(DAX)0.71%安
フランス(CAC)1.58%安
イギリス(FTSE)1.55%安
欧州が全面安。主要3市場も揃って大きく下落。
この展開は日本株に売り材料。
〇ドル円相場による影響は限定的
1ドル106円半ばで動いておらず、影響は限定的。
〇GDPは戦後最大の落ち込み
4-6月期のGDPは、年率 27.8%減。
新型コロナによる影響で、記録的な落ち込みに。
民間消費支出は前期比 8.2%減。
昨年10-12月期の3.0%減から大幅減。
外需では輸出(インバウンドもサービスの輸出として合算される)が18.5%減と大幅減。
GDPの大幅な悪化は想定されていたとはいえ、記録的な悪化は売り材料。
〇一部の機関投資家による大口売り連発
9時30分から10時までの30分間で150円ほど売られています。その前後、とくに後半は23100円付近でほとんど動いておらず、この30分間の売りが大きく影響。
〇超のつく閑散相場
東証1部の売買代金は売買代金は1兆5014億円しかありません。
まるで半日相場かと思えるほど静かでした。