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伊藤忠商事が時価総額で三菱商事を逆転し初の総合商社トップに

伊藤忠商事の時価総額が2日、終値ベースで3兆7649億円となり、三菱商事(3兆6964億円を上回り初の総合商社トップとなったそうです。
資源価格の急落で商社ビジネスの先行き懸念が強まる中、安定的な生活関連ビジネスに強い伊藤忠商事株が相対的に選好されているようです。
また、三菱商事が5月末に3000億円弱の自社株を消却した影響も出たようです。

伊藤忠商事株の2日終値は、前日比45円50銭(2%)高の2375円50銭と、上昇率で三菱商事(0.2%高)を上回り、前日に時価総額は両社ほぼ横ばいでしたが、2日は伊藤忠商事が700億円ほど差を拡大させたそうです。

伊藤忠商事の2021年3月期の連結純利益は前期比20%減の4000億円を見込んでおり、減益となるものの、三菱商事(今期市場予想は39%減の3253億円)と比べ「景気変調への耐性が強い」(国内証券アナリスト)とのことです。

伊藤忠商事の株価は2019年末比で6%安で、三菱商事(14%安)、三井物産(13%安)に比べて下値は底堅く推移しているようです。

今後もこの状態が続くんでしょうかね。

8001:2,375.5円、 8058:2,488円、 8031:1,693.5円
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