Ｓ＆Ｐが新型コロナの影響でトヨタとホンダを格下げ

[TAROSSAさん]

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は、トヨタ自動車の長期会社格付けを「ダブルＡマイナス」から「シングルＡプラス」に、ホンダを「シングルＡ」から「シングルＡマイナス」にそれぞれ１段階引き下げたそうです。

新型コロナウイルスの流行による世界的な自動車販売の低迷で、今後１～２年は収益性に「非常に強い下押し圧力がかかる」と指摘したそうです。

トヨタは12日の決算会見で、厳しい経営環境の中でも次世代技術への投資は緩めず、令和３年３月期も１兆１千億円規模の研究開発費を維持すると表明したそうです。

Ｓ＆Ｐは、高水準の開発費が続くことも踏まえ、トヨタとホンダの収益性が早期に従来水準まで回復する可能性は低いと判断したようです。

販売台数の回復がどう進むかによるような気はしますが、トヨタのことだからある程度短い期間で収益の回復を図るのでは．．．

楽観的でしょうかね。

7203：6,415円、 7267：2,574円