投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株はAIのロスカット、投資家による恐怖・パニック的な売り
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
2月28日 金曜日
米国株について
ダウ平均は1190ドル安の25766ドルで取引終了。
前日の下げ渋りから一転、再び暴落。26000ドルまで1000ドル近く下げた後、お昼過ぎには182ドル安まで下げ幅縮小。しかし、そこから完全な右肩下がりになってしまい、1190ドル安でほぼ安値引け。凄まじい値動きです。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 4.42%安(1190ドル安)、ナスダック 4.61%安、S&P500指数 4.42%安。3指数揃って記録的な大幅安になりました。
〇S&P500指数の業種別動向
11業種全て3%を超える下落です。
下落率の高い順
不動産、エネルギー、情報技術、公益、素材、金融、一般消費財
〇ダウ構成銘柄の動向
スリーエムだけ0.81%高。他29銘柄は全て下げています。
下落率の高い順
マイクロソフト 7.05%安、ダウ 6.61%安、アップル 6.54%安、インテル 6.40%安、エクソンモービル 6.02%安
〇前日に反発したアップルとマイクロソフトが急反落
前日のアップルは1.59%高、マイクロソフトは1.25%高。
本日のアップルは6.54%安、マイクロソフトは7.05%安。
前日が買い戻されていただけに、見切り売りと失望売りが下げに拍車をかけたようです。
〇AIによる機械的な売り
2月上旬にから中旬にかけて過去最高値を更新していましたが、僅か10営業日ほどで29500ドルから25766ドルまで3734ドル(12.7%)も暴落しました。ウイルス拡大への懸念があるとはいえ、ここまで下げた背景には、AIによるロスカットが多発しているのではないかと。他、投資家による恐怖やパニック的な売りもあるはず。
〇原油価格も大幅安
5%の大幅安。一時は戻り基調でしたが、ここ数日の暴落で前回安値を下回る展開。原油は多くの原材料になっている為、ウイルス拡大で経済が鈍化すれば原油の需要も減る・・・という見方もできますが、こちらについてもAIによるロスカットが多発しているのではないかと。他、投資家による恐怖やパニック的な売りもあるはず。
〇VIX指数(恐怖指数)が暴騰
40%を超える暴騰で40近くになっています。
数値が増えるほど投資家心理が悪化。株価の暴落で恐怖も高まっています。まさに、恐怖やパニック的な売りが出やすい状況。
〇山高ければ谷深し
過去最高値を更新していたところから暴落したので、まさに山高ければ谷深し。相場格言「梯子を外される」でもあり。最高値を更新している時に3700ドル以上も下げるとは思っていませんが、危ないことは分かっていました。私は米国株を売買しませんが、当時の水準で上値追いすることはありません。ちなみに、米国株の上昇が買い材料になる日本株では、(当時)日経平均が24000円に近づいていくと買い控えていました。
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