投資歴20年のmasaさんのブログ
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日本株は2度の大口買いで200円を超える上げ幅に
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
10月8日 火曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、212円高の21587円で取引終了。
米国株が反落するも買い先行。取引開始からの大口買いと、10時45分頃からの大口買いにより221円高で前引け。後場は高値揉み合いのまま212円高で取引終了。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は1兆9104億円、出来高は11億1328万株。
値上がり銘柄数は1711、値下がり銘柄数は372、変わらずは70銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
保険と電気・ガスの2業種だけ下落。その他、31業種は全て上昇しています。
上昇率の高い順
精密機器、金属、石油・石炭、繊維、パルプ・紙
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は183、値下がり銘柄数は35、変わらずは7銘柄でした。
上昇率の高い順
IHI 5.29%高、アドバンテスト 4.44%高、丸紅 4.05%高、SUMCO 3.75%高、SCREENホールディングス 3.70%高
下落率の高い順
SOMPOホールディングス 2.84%安、サイバーエージェント 1.45%安、日本電気 1.30%安、キリンHD 1.07%安、セブン&アイHD 1.04%安
〇大きな上昇は望み薄だと考えていました
米国株の反落は少し売り材料。一方で欧州全面高の展開は買い材料。
欧州勢からの買いは入るも、前日の展開(ダウ平均372ドル高でも34円安)を踏まえると、大きな上昇は望み薄だと考えていました。結果は取引開始から大きく上昇、前場は2度の大口買いで200円を超える上げ幅に。
〇米国株の反落は少し売り材料
ダウ平均は0.36%安(95ドル安)、ナスダックは0.33%安、S&P500指数は0.45%安。3指数揃っての反落は売り材料ですが、前日に372ドルも上昇していますので当然の反落ともいえます(当然の反落は先行き不安も小さい)。また、需給関係も中立なので少し売り材料になる程度だと考えていました。
〇欧州全面高は買い材料
ドイツ(DAX)0.59%高、フランス(CAC)0.70%高、イギリス(FTSE)0.61%高。他、欧州株は全面高になっていますから、欧州勢からの買いは入ると考えていました。
〇少し円安で少し買い材料
1ドル107円40銭まで円安になりましたが、早朝は107円20銭ほど。
107円の攻防では少し買い材料になる程度だと思っていました。
〇2度の大口買いが無ければ上昇率は低かったかも
過ぎたことなので仮の話をしても仕方ありませんが、取引開始からの大口買いと10時45分頃からの大口買いが無ければそれほど上昇していなかったと思います。少し乱暴な表現をすれば、「棚から牡丹餅」という感じでしょうか。
プラスに考えると
前日の弱い展開(ダウ平均372ドル高でも34円安)を取り返す強い動き。
前日の弱さで悪化していた投資家心理も、少し改善したのではないかと。株価上昇は心理が悪化した時の特効薬です。
慎重に考えると
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