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米国株は今年最大の下げ幅、800ドル安
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
8月15日 木曜日
米国株について
ダウ平均は800ドル安の25479ドル。
前日の大幅反発から一転、800ドルも売られる暴落に。押し目買いで100ドルほど戻すところが何度かあるも、ほぼ右肩下がりの展開でした。
〇主要3指数の動向
ダウ平均は3.05%安(800ドル安)、ナスダックは3.02%安、S&P500指数は2.93%安。3指数揃って暴落。
〇S&P500指数の業種別動向
上昇した業種はありません。11業種全てが下落しました。
下落率の高い順
エネルギー、金融、素材、一般消費財、情報技術、通信、資本財、ヘルスケア
〇ダウ構成銘柄の動向
上昇した銘柄はありません。30銘柄全てが下落しました。
下落率の高い順
ダウ 5.91%安、ウォルグリーン 5.01%安、ゴールドマン・サックス 4.19%安、JPモルガン・チェース 4.15%安、エクソンモービル 4.03%安
〇米中貿易問題に対する警戒感
前日の相場では、対中追加関税一部品目見送りで大幅反発(372ドル高)しましたが、書いていましたとおり、米中貿易問題は一部の品目に対する追加関税延期だけで解決するものではありません。
1日経って、冷静な見方が売りにつながったと考えています。
この前兆は、前日の日本株で見えていたような。
〇機械的な売り
損失拡大を防ぐ為、プログラム売買で設定されている損切りラインに次々ヒットした印象です。途中、何度も買い戻され100ドルほど下げ幅を縮小させますが、断続的な売りで下げ幅を拡大させました。
〇ボックス相場の下抜けで見切り売りと失望売り
----- 前日に書いていた内容です -----
暴落後、およそ25750ドルから26450ドルの間で推移するボックス相場になっています。このラインを突破すれば、片方に勢いがつくかもしれません。
----- ここまで -----
下値となる25750ドルを下抜けたことで、見切り売りと失望売りも出たはず。
〇よくあるパターン
暴落後に一旦戻し、そこから再び売り込まれる展開はよくあるパターンです。
暴落すると「値ごろ感、割安感」から押し目買いで戻しますが、その反発を逃げの好機と判断して売り出す投資家も増えてきます。同時に、暴落に耐えていた投資家による戻り売りも。
後者の力が強いと株価は再び下落に転じてしまう。
少し簡単に書き過ぎかもしれませんが、分かり易い単純な相場展開だと思っています。
〇米国は景気後退(リセッション)せず
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