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ドコモ社長が新規参入楽天の動向も見ながら携帯料金見直しを検討

携帯電話料金の新たなルールへの対応について、NTTドコモの吉澤和弘社長は新規参入する楽天の動向も見ながら見直しを検討する考えを示したそうです。

NTTドコモは国の方針にそって先月、通信料金と端末代金を分離し、通信料金を引き下げるプランを導入しましたが、その後、総務省が通信料金の一層の引き下げに向けて、端末代金の割り引きの上限を2万円までとすることや、2年契約を途中で解約した時の違約金を1000円以下にするなどの新しいルールを今年秋から義務づけることになり、さらなる対応が必要になっているようです。

これについて、NTTドコモの吉澤社長はNHKのインタビューで「料金プランを何度も変えるのも利用者にとって複雑になる。楽天の動きも加味しながら料金や契約期間の決定は、できれば1回でやりたい」と述べ、ことし10月に新規参入する楽天の料金プランの内容なども見ながら具体的な見直しを進める考えを明らかにしたそうです。

そのうえで端末の割り引きに上限が設けられることで、利用者にとってiPhoneなどの高価格帯の機種が求めにくくなるとして、中価格帯のスマホの取り扱いも充実させていく考えを示したそうです。

新規参入する楽天は契約の獲得に向けて9割という圧倒的なシェアを占める大手3社に対抗できる価格戦略を打ち出す方針のようです。
このため、楽天の料金プランがどこまで安いものになるかが、NTTドコモをはじめとする大手3社の料金戦略に影響を与えてくるようです。

楽天が思い切った料金設定をしてくれば、大手3社は対抗した料金プランを出してくるでしょうから、各社とも収入減が見込まれますね。
そうなると、株価も下がってしまうんでしょうかね。

9437:2,605円、 4755:1,190円
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