個人投資家にとって、議決権行使は、正直どうでも良い
という感がある。
・どうせ、会社提案が通るに決まっているしー
・なんか、色々メンドクサイしー
・結局、意味ないじゃん
などと思うわけです。
毎年、議決権を行使するって人も、もちろんいらっしゃって、
それはそれで、立派な見識を持っていると思うのですがー
所詮は、自己満足じゃん。
とも思うわけです。
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それはそれとして、自己満足、上等じゃないかー
ということで、
「マイ議決権行使ガイドライン」
でも考えてみました。
今年は、この方針で臨みます。
(「議決権行使ガイドライン」は機関投資家が開示するようになりましたが、その個人版って感じですね)
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■基本方針
(賛成する議案)
・剰余金処分に関しては無条件で承認する。
・株主還元を積極的に行う方針に賛成する。
(反対する議案)
・役員の選任
・役員賞与の支給
・役員退職慰労金の支給
・ストックオプション
・買収防衛策
(反対する場合の例外)
・株価が上昇し、含み益がある場合には、
役員の選任には賛成する。
(ケースバイケース)
・定款の変更(上記以外)
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■考え方
<基本的に、役員個人の処遇に関する会社提案には反対する>
・どうせ、個人投資家がいくら反対票を入れても、会社提案は普通は通ります。
・会社にとって、一番困るのは、株主総会の定足数を満たさないことであって、
反対票であっても、個人投資家には、議決権を行使してほしいと、考えているように見えますので、反対することに罪悪感を感じる必要はないです。
・役員に関する事項は、基本的に「お手盛り」のオンパレードです。
よっぽどのことがない限り反対でかまわない。
・会社の経営の評価は、株価で行うべし。
<例外的に賛成する場合>
・株価が上昇しているという事は、経営が上手くいっている証拠であり
現経営陣を支持するという意味で「役員の選任」には賛成するが、
塩漬け株ばかりの現状では、極めて例外的。
・役員に、個人的な知り合いがいる場合
(万が一、知られた場合は気まずい・・・)
<配当に関する議案は賛成>
・配当に関する議案は、出さないという議案は無いので、剰余金処分に関しては賛成でOK。
・株主還元は、当然積極的であるべき
<ケースバイケース>
・定款の変更のうち、役員の処遇に係るものは反対
・事業の範囲を拡大するものに関しては基本的に賛成
(しかし、過去には、会社乗っ取り後に、投機的な事業を行うために定款の変更を行った事例もあり要注意。)
・資本準備金の取り崩し
・・配当原資を増やすための議案なので賛成しますが、
ちょっと厳しい状況があるのかなと、妄想が膨らみました。
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■今年の行使済みの会社(随時更新予定)
<インターネット行使 三井住友信託>7社
・6178、8140、8219、3402、8316、7752、8105
<インターネット行使 三菱UFJ信託>8社(2社は、売却済)
・1802、2802、9433、6724、3132、(6412)、8591、(3098)、9277
<インターネット行使 東京証券代行>1社
・7743
<書面(ハガキ)行使>2社
・3908、9986、8877
こうしてみると、まだ未行使の会社がある。。。
(招集通知の到着が遅いね。。)
※インターネット投票は、まとめて議決権行使をするときには、本当に便利。
※しかしながら、小規模会社は無理に導入する必要なない。それなりにコストがかかるので。
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■今年の注目
やっぱり、LIXILですね。
招集通知が来ましたが、極めて異例で、この招集通知関連書類は保存版かなと思いました。