<チェック項目>
①G.W中の外部環境は特に変化なし
(米国企業の1Q決算は今のところほぼ想定内だが、4~6月期は要注意!)
②日米共に中国関連企業の決算は不振
(但し中国政府の景気対策を評価し、先行きを楽観視する傾向が目立つ)
③新元号「令和」のご祝儀相場はあるか?
(平成元年はバブル最後の年で株高になったが、今回は根拠が希薄)
④やや円高に振れているのは気になるがヘッジファンド介入の気配はない
(G.W明けに隙を突かれる可能性があり、外資系証券の先物手口に注目)
⑤1~3月期GDP速報値(5/20 8時50分)は要注意!
(事前予想はマイナス)
⑥昨年12月の信用売り返済期日が到来する6月に踏み上げ相場の可能性
(信用安値絶対期日到来銘柄が6月に集中するというのが根拠)
株価は昨年のクリスマス(=大底)以降ジリ上げが続いているため
マザーズ銘柄の一部を除き、売り玉の大半は決済済みと考える
⑦先物は外資系証券の買い越しが続いているため、いきなり波乱はなさそう
(但しG.W明けの欧州系主要証券の先物手口は要監視)
⑧過熱気味のSOX指数と株価がリンクしているので近々調整入りも
(但し「もうはまだなり」の可能性もあり、先ずは緩めのヘッジから)
⑨米国は中国との通商交渉を5月第4週をメドに決着させたい意向
(現在は楽観論が主流だが蓋を開けるまで解からない)
未だ合意に至っていない重要な課題は
米国としては知的財産の保護やデータ規制についての具体的な取り決め
中国は遺伝子組み換え農作物の輸入制限継続など
何れにしても株価だけでなく、世界経済に与える影響が大きいことや
予備選挙までに一つでも多くの成果を残したいトランプ大統領の都合もあり
取り敢えず大筋で合意する可能性が高いと予想しています
⑩英国のEU離脱延期は好材料だったが
統一地方選挙で一位政党、二位政党が共に大敗を喫したことで
合意無き離脱という最悪のシナリオが再浮上
⑪北朝鮮が短距離ミサイルらしき飛翔体を日本海へ向け発射
プーチン大統領を口説けなかったことで焦りがあるのかも
個人的に3回目の米朝会談開催は困難になったと判断
⑫そして肝心の日米通商交渉ですが、トランプ大統領は強気の姿勢を崩さず
ムニューチン財務長官は為替条項を盛り込むことに拘りをみせており
かなり難航するのではないでしょうか
(結論)
いろいろ勝手なことを並べ立てましたが
株式相場に関してはこのまま上昇トレンドが続くとは考え難く
6月までは横ばい状態が続き、米国の4~6月決算(7~8月)を境に
下落に転じるというシナリオを描いています。
まがりやの妄想だけにまた外れるか~? そだね~♪ (^_^;)フルッ
因みに今年の日経平均株価予想は専門家の間でもバラバラで
上は高値26000円、下は安値15000円。
これでは予想になりませんが、まぐれで誰か当たるかも(^◇^)
(出典:ダイヤモンド・ザイ)
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