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「ビートルズの魅力」

作曲家の宮川彬良さんが、解説するビートルズによる「クラッシック
とロックの同居」に関するTV番組を、NHKで放送していました。  


とても面白かったので、図書館へ行き、クラッシックに関する様々な
技法と、ビートルズが挑戦した新たな音楽について調べました。 
アハハハ


先ずはTVで解説の「クラッシックとロックの同居」についてですが・・・

 

宮川さんがTVで解説した『クラシックとロックの同居』については、
「シー・ラブズ・ユー」や「抱きしめたい」のメロディーは、モーツ
アルトに匹敵するものでも、その合いの手のギター・リフは、ロック
なのでクラッシックとは、全く異なるものとの説明でした。


メロディーも、合いの手も、ロックのローリング・ストーンズとは、
かなり違っています。  


番組では『クリシェの登用』に関する解説もありました。  
クリシェとは、バロック音楽で、悲しみを表すために伴奏を1音ずつ
下げていく手法なんです。  
バッハの「G線上のアリア」が、かなり有名です。  

当時は、「Ⅼamento  Bass(悲しみの低音)」と言われた技法です。
そのクリシェを駆使して「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・
ウィープス」や「ミッシェル」をはじめ、66年以降の楽曲の3割
にも及ぶ曲に使っています。


今や、ロック、ポップ、Jポップにも、たくさん使われるこの手法を
ロックに初めて持ち込んだのが「ミッシェル」と言う曲でした。
すごーい事ですよ!
アハハハ

番組の最後には、音楽プロデューサー・ジャイルズ・マーティンの
解明による『対位法』の解説もありました。


対位法もクリシェ同様に、クラシック音楽の技法で、楽器によって
違うメロディーを
同時に演奏する技法ですねぇ~


番組では、シューベルトの交響曲「未完成」第1楽章のオーボエと、
弦楽器によるメロディーを演奏して、解説を行っていましたが・・・
「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンド」を・・・
ビートルズは、ボーカルのリンゴと、ポールのベースで演奏です。  

また、「ヘルプ」のジョンのボーカルと、ポールらのコーラスも・・・
対位法の演奏により、楽曲のクオリティーは、格段に上がっている
のが良く解かります。  


この解明を行った「ジャイルズ・マーティン」とは、ビートルズの
プロデューサーだったジョージ・マーティンの息子さんだった事を
本日は、詳しく調べて知りました。  


ビートルズの魅力は、当時のロックにクラシック音楽の技法を取り
入れた事ですね!   


白人音楽と黒人音楽のミクスチャー魅力を生む、プロデューサーの
ジョージ・マーティンによる功績は、大きいと言えますが・・・  
それを理解して、受け入れて、曲を作り、演奏したメンバー4人が、
いて、音楽の歴史を塗り替えたと言う事なんですよねぇ~  
アハハハ!


ビートルズは今後も、燦然と音楽史に刻まれて行くと思います。
  
アハハハ!!
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