日立製作所が日立化成を3000億円超で売却検討

[TAROSSAさん]

日立製作所が子会社の化学メーカー、日立化成を売却する方向で検討に入ったそうです。

約51％の保有株全てを手放すとみられ、売却額は３千億円を超える可能性があるようです。

日立はＩＴやエネルギー、社会インフラに経営資源を集中しており、日立化成と事業面の相乗効果が小さいと判断し、売却先を募る入札手続きに近く入るようです。

ただ、価格面などで協議の難航も想定され、日立関係者は「（売却は）急いでいない」とのことです。

日立化成は東証１部上場で、かつては日立の「御三家」の一つに位置付けられたグループの中核で、半導体や２次電池向けの材料などを手掛けているそうです。

日立は「選択と集中」を強化し、子会社売却を進めており、2017年に電動工具の日立工機、2018年には半導体製造装置の日立国際電気を売り、今年に入っても車載機器のクラリオンをフランスの自動車部品大手フォルシアに譲渡したそうです。

ほかにもまだ続く候補があるんでしょうかね。

6501：3,154円、　4217：1,986円、　6796：2,496円