ファミリーマートが共通ポイント「Tポイント」の運営会社の株式を売却する検討に入ったようです。
Tポイントを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)側と協議を始めたようです。
株式を売却してもファミマではTポイントを継続して利用できますが、楽天など他の共通ポイントとの併用を進めるなかでTポイントだけに出資する状態を見直すようです。
ファミマは保有するTポイントの運営会社、Tポイント・ジャパンの株式をCCC側に売却することを検討していますが、ファミマは2015年、Tポイント会員の購買データ活用などでの連携を深めようと、約100億円を投じてTポイント・ジャパンの発行済み株式15%分をCCCから取得していたそうです。
ただ、ファミマは顧客の利便性を高めるため、複数の共通ポイント導入を進めており、利用できる共通ポイントはTポイントのみでしたが、2018年12月に全店で楽天やNTTドコモのキャッシュレス決済を導入し、両社の共通ポイントをためたり利用したりできるようにしたそうです。
2020年夏までに楽天やドコモのポイントカードを提示した客に、ファミマ側の負担でポイントを付与する計画だそうです。
さらに2017年にユニー・ファミリーマートホールディングスが親会社の伊藤忠商事と共同で設立した金融サービスの会社を通じ、7月にはスマートフォンを使った独自のキャッシュレス決済を始める計画で、購買データや決済情報の収集のあり方を見直していることも影響したようです。
ファミマとCCCはTポイント・ジャパンの株式売却について「契約に関わることなのでコメントできない」とのことです。
いろんな会社がポイントで鎬を削っていますね。
そのうちどこかが脱落するような気もするんですが、どうなるんでしょうね。
8028:12,880円、4755:838円、9437:2,579.5円、8001:1,956円