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イオンの決算は総合スーパー事業の損益が改善し純利益2.5倍

イオンが10日発表した2018年3~8月期連結決算は、最終的なもうけを示す純利益が前年同期比2.5倍の105億円で、積極的な商品の値下げや改装の効果により主力の総合スーパー事業の損益が改善したようです。

売上高にあたる営業収益は2%増の4兆2664億円、本業のもうけを示す営業利益は6%増の898億円で、営業利益は同期間として2年連続で最高を更新したそうです。

総合スーパー事業の営業損益は58億円の赤字と、3~8月期で5年連続の赤字となった一方で、前年同期からは40億円以上縮小し、事業別の営業損益で最も改善幅が大きかったそうです。

好採算のプライベートブランド(PB)商品「トップバリュ」は一部の食品や日用品を値下げし、販売数が増え、イートインスペースの拡大といった改装も貢献したようです。

総合スーパー事業は完全子会社の企業も多く、このため不動産や金融などの上場子会社から流出する少数株主利益の割合が縮小し、純利益が増えたそうです。
このほかアジアで小売りを手掛ける国際事業も販売の回復で、営業損益が5億円の黒字と4年ぶりに黒字転換したそうです。

総合スーパー事業の黒字化も見えてきたんでしょうかね。

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