通信設備工事大手の協和エクシオは、国内の同業３社と10月１日付で経営統合すると発表したそうです。
名古屋市が地盤のシーキューブ、関西を中心に事業を展開する日本電通、福岡市に本社を置く西部電気工業の３社を傘下に収めるそうです。
協和エクシオは営業エリアの拡大や装置の共有化などを進め、経営を効率化するようです。
３社は株式交換によって、協和エクシオの完全子会社となり、３社とも９月26日付で上場廃止となるそうです。
協和エクシオと３社はＮＴＴグループを中心とした通信設備工事を担っていますが、固定通信網への設備投資は減少傾向にあり、統合により効率的に経営資源を振り分けられるとのことです。
昨日は通信工事最大手のコムシスＨＤが国内の同業で、中部圏に強みを持つＮＤＳ、金沢市に本社を置く北陸電話工事、九州地方が地盤のＳＹＳＫＥＮの３社と10月１日付で経営統合すると発表したばかりです。
同業者の1日違いの発表ということは、談合とはいわないまでも、何らかの調整か某社からの影響などがあったんでしょうかね。
今日の株価は、コムシスＨＤが+183円（+6.27％）、ＮＤＳが+705円（+16.30％）、北陸電話工事が+80円（+21.05％）、ＳＹＳＫＥＮが+500円（+20.30％）といずれも大幅に上昇しました。
明日は協和エクシオ、シーキューブ、日本電通、西部電気工業の株価も同様に上昇するんでしょうかね。
ただ、３社とも今日すでに10％以上上昇していますので、同様にはならないかもしれませんね。
1951：2,822円､ 1936：729円､ 1931：4,180円､ 1937：3,310円､
9432：5,273円､ 1721：3,100円､ 1956：5,030円､ 1989：460円､
1933：2,963円
