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米中の貿易摩擦を巡る警戒感が一時後退したが・・・

昨日の米国株式相場は大幅上昇した(DJIA +230.94 @24,264.30, NASDAQ +100.83 @7,042.11)。ドル円為替レートは106円台後半の前日比円安方向での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,327に対して、下落銘柄数は677となった。騰落レシオは93.94%。東証1部の売買代金は2兆6536億円。

TOPIX +17 @1,725
日経平均 +326 @21,645

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「貿易戦争は絶対に起こらない」と強調し、米中の貿易摩擦を巡る警戒感が後退したことで、米国株式相場は上昇した。これを好感して、TOPIXも日経平均も大幅上昇した。さらに、市場のリスク回避姿勢が後退し、円相場が107円台近辺まで円安方向に動いたことも株式相場の支援材料となった。日経平均の日足チャートは、25日移動平均線を回復した。

ただ、米中の貿易摩擦はそう簡単には収まりそうにない。米国が対中制裁関税として課したのは、中国が国家戦略として掲げる「中国製造2025」に基づく分野であり、産業用ロボットや航空宇宙分野など今後成長が見込まれる10分野の重点産業を狙い撃ちしている。世界の2大大国の攻防は貿易不均衡に加え、将来の技術覇権を巡る争いでもある。これで、米中はお互いの手の内を見せ合ったことになり、次は水面下での交渉の段階となるが、好材料、悪材料、いずれの材料も増え、その度に相場は荒れる可能性が高い。

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、精密機器(1位)、不動産(2位)、銀行(3位)、陸運(4位)、医薬品(5位)となった。

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