\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

優利加さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1559件目 / 全3178件次へ »
ブログ

内憂外患

昨日の米国株式は大きく下げた(DJIA -171.58 @25,007.03, NASDAQ -77.31 @7,511.01)。ドル円為替レートは106円台前半の前日比やや円高方向での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が708に対して、下落銘柄数は1,262となった。騰落レシオは107.76%。東証1部の売買代金は2兆2537億円。

TOPIX -8 @1,743
日経平均 -191円 @21,777円

米国株安を受けて、TOPIXも日経平均も反落した。日経平均は一時284円安となった。ハイテク株中心のナスダックが8営業ぶりに反落したため、ファナックや東京エレクトロン、信越化学、三菱電機などこれまで貿易摩擦に抵抗力を示してきた銘柄も売られた。さらに円相場が円高方向へ動いたことも相場を押し下げた。

3月13日、米トランプ大統領がティラーソン米国務長官を解任すると発表し、政権運営が迷走すると懸念された。さらに、3月中にも中国の知的財産権侵害への制裁発動を決断すると報じられた。これまでの洗濯機、太陽光パネルへのセーフガート(緊急輸入制限)や、鉄鋼・アルミニウムへの追加課税に続き、知財侵害の疑いがある電気製品や通信機器が主な対象となる見込みである。トランプ大統領の保護主義的な姿勢は中間選挙に向けた有権者へのパフォーマンスと見る向きもあるが、中国などが対抗措置を打ち出せば、世界貿易が停滞する。国内では、森友学園への国有地売却に関する財務省の決済文書の書き換え問題が相場の足を引っ張っている。野党は麻生太郎副総理・財務相の辞任を要求している。内憂外患である。

それでも、日経平均の日足チャートを見ると、一条の光明が見えてきた。25日移動平均線は下向きからほぼ水平へ上向いてきており、株価はその上に留まっているからだ。今日は下げたとは言え、十字線となり、売り買い圧力が拮抗している。

33業種中28業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、その他製品(2位)、小売(3位)、海運(4位)、建設(5位)となった。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ