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想定シナリオ、定石通りの2番底を探る下げ

昨日の米国株式相場は再び急落した(DJIA -1,032.89 @23,860.46, NASDAQ -274.83 @7,777.16)。ドル円為替レートは108円台後半の前日比やや円高方向での動きだった。本日の日本株は大幅安となった。東証1部では、上昇銘柄数が244に対して、下落銘柄数は1,796となった。騰落レシオは80.91%。東証1部の売買代金は4兆17億円。

TOPIX -34 @1,732
日経平均 -508円 @21,383円

米ダウ工業株30種平均がまた1032ドルも急落し、過去2番目の下げ幅を記録した。背景には世界的な金利の先高感に対する警戒心がある。これを受けて、TOPIXも日経平均も先物主導で急落した。だが、これは想定シナリオ、定石通りの2番底を探る下げである。中国・上海株、香港株も大幅安となり、日経平均の下げ幅は一時、771円まで拡大した。相場の変動率が大きくなると機械的に売りを出すファンド(リスク・パリティ戦略のファンド)が下げに拍車を掛けたと言われている。日経平均は今週だけで1891円(8.1%)急落した。下落率は2016年2月8~12日の週以来、2年ぶりの大きさとなった。下落幅では、2008年10月6~10日の週以来、9年4ヶ月ぶりの大きさだった。

日経平均の下値目処は21,000円辺りにある。これは予想PERが13倍割れとなる位置である。上向きの250日移動平均線(1年移動平均線)は20,600円辺りにあり、ここまではまだ下げ余地がある。Brexit(英国のEU離脱決定)の時、予想PERが13倍を割り込んだ。振り返ればその時が絶好の買い場であった。2月8日時点での空売り比率は45.7%まで上昇し、Brexitの2016年6月以来の高さとなった。したがって、反転し始めると一気に買い戻しが入るだろう。

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、パルプ・紙(3位)、機械(4位)、保険(5位)となった。

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