生鮮食品宅配のオイシックスドット大地は、NTTドコモと業務提携することで基本合意したそうです。
ドコモはオイシックスドット大地が実施する第三者割当増資を引き受ける形で出資し、子会社のらでぃっしゅぼーやをオイシックスドット大地に売却するそうです。
昨秋からドコモと共同事業について協議し、食材をセットにしたミールキットを主軸にしたEC事業で提携することに合意し、ドコモ子会社化のらでぃっしゅぼーやをオイシックスドット大地に売却することでグループ化し、経営資源を集約することが有効と判断したようです。
ドコモは2月28日払い込みで実施する総額6億3000万円の第三者割当増資を引き受け、増資後のドコモの保有比率は約3%になるそうです。
オイシックスドット大地は、らでぃっしゅぼーやの全株式を2月28日付で10億円で取得するとのことです。
ドコモの吉澤和弘社長は本日行われた決算発表で「らでぃっしゅを買収した時点では、有機食品市場はもっと伸びると考えていたことも事実。今回は売却するという決断に至ったが、手放したという認識はない。オイシックスドット大地とらでぃっしゅは同じ事業領域ということもあり、タッグを組むことでシナジーの創出を期待したい。今後は出資という形に変わるが、引き続き有機食品市場のさらなる発展に向けて支援していきたい」と話したそうです。
元々有機食品を扱っていた大手3社が、これで1社になってしまうんですね。
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