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土屋ホーム 株主総会出席
今日は土屋ホームの株主総会に吹雪の中を出席しました。
株主総会 50分
本社会議室で、目算で150名余りの株主参加でした。
ハウスメーカー本業赤字なので、3名の株主から厳しい質問が飛びました。
会社説明会 30分
ハウスメーカー本業赤字を解消する策は"拡販"しか示されませんでした。
営業利益を稼ぎ出している不動産事業は、ホールディングス傘下で分社化します。この不動産事業を担う新会社だけは鼻息の荒い拡大方針を発表しました。
感想
業績が振るわず、浮かれた感じが無い株主総会でした。真面目に興味深かったです。
新築物件については、断熱はじめエネルギー効率が追及される傾向に変わりありません。断熱素材メーカーや省エネ機器メーカーへの支払いが総工費に占める割合が上昇する傾向は、ますます加速するでしょう。ハウスメーカーに旨味が有る時代は二度と来ないように思います。
リフォーム物件については、異業種参入に押されています。
不動産事業については、時流に乗っていますが、バブル期を上回る不動産活況がいつまで続くか不安です。不動産事業で利益を出せなくなると、本業赤字の解消が見込めない状況では厳しいです。
お土産
六花亭のカステラと抹茶カステラ、札幌駅で贈答用に1,750円で販売されているものでした。
株価に比べて随分と高価なお土産です。
土屋ホーム 10年チャート ↓ クリックで拡大
平成24年の震災復興本格化から平成26年4月の消費増税の駆込み需要まで、ハウスメーカーは受注好調でした。
しかし、平成26年の消費増税では、材料出尽くしで一相場終わってしまいました。
来年の消費増税に向けて駆込み需要が多少は有るようですが、今日の会社説明会では期待できなさそうでした。
投資方針
本業赤字継続を察知して、保有株式を売却済みです。
資材高騰でハウスメーカーの逆ザヤは深刻です。
仮に消費増税の駆込み需要が有るとしても、資材高騰で利益が消し飛ぶ危険が大きいです。
不動産事業の好調がいつまで続くかも分かりません。
ただ、株主総会のお土産は良かったです。
スキー部も頑張っています。
100株2万円ほど、付合いで持っていても良いかなと思います。
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関連銘柄:
土屋ホールディングス(1840) -
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夢想人 さん コメントありがとうございます。
寒冷地仕様の戸建て木造住宅が主力の会社です。
マンションを手掛けていないので、今の時流に乗れていません。
日本のスキー・ジャンプを支えてきた企業です。
土屋ホームが更に傾くと、冬季オリンピックでの日本の活躍に影響します。
ごりら さん コメントありがとうございます。
株主総会も会社によって多様です。
懇親会のただ飯を目当てにタッパー持参の株主が2,000人も押し寄せる会社もありますし、何もせず何も出さず30分で終わる会社もあります。
30分で終わると「何しに来たんだろう」って感じです。
最近はネット中継する企業も増えました。後日、オンデマンド配信する企業も有ります。
ネットで中継や配信を見て、面白そうなところに行くのが良いと思います。
私は、残念ながら札幌開催の株主総会にしか参加したことが有りません。