lopriderさんのブログ
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株の家庭教育 その9(カブの四季・編)
登場人物:
LOP:主人公
H太:LOPの息子(いつも勉強時間を犠牲にしてまで宿題をやってるのが、個性?。)
「パパ、なんかまた株価上がってるみたいだけど、北朝鮮のミサイルが飛んでくるたんびにあがってる気がするんですケド、どーしてなんだろ?。これって、みんなちょっとアタマがおかしいんじゃね?。」
「えへへ・・・。投資家心理というやつかもね。悪材料というか、バッドニュースなんかは(予想のハンチューだと、)かえって投機的には好材料と判断されることも多いよねぇ。つまり、株価は上がっても下がってもそれなりに利益が得られるけど、全く変動しない時にはどうにもならないワケで。」
「・・・ナニソレ。意味が分かんないよ。」
「あー、つまりね、経済活動はつねにイベントに関わっているってことで、(これは言い方がちょっと難しいかも、もっとわかりやすく言わなくちゃ・・・。)たとえば幸不幸とかの例で言えば、結婚式とか葬式にはお金がたくさんかかるでしょ。だから、当然そこで利益を得る人たちもいるんだよね。」
「うん。そりゃそうだよ。それがその人たちの仕事なんだし。」
「それで株というのはすべての経済活動に関連しているからねぇ。だから、仮に災害があったとしても、投資家たちはそこからの復興に必要な道筋を考えたりする習性があるよ。『こりゃ、建設関連株が来るかな?、』とか。」
「うーん・・・。それってちょっと人としてどーなんだろ?。」
「まぁね、でも実際のところ、そういうところをケアしたり、サポートしてくれる人なしだと社会は成り立たないだろうし・・・。ちゃんと、その良い側面も見ないといけないでしょ。」
「まあ、そうかも。じゃパパもなんかの株を買ったりしたの?。」
「今はちょうど出荷の時期なんでね。売るサイドだったんだ。」
「シュッカのジキ?。それって、どーいうこと?。」
「株にはねぇ、四季が有るんだよ。」
「・・・。(またかよ!。今回は絶対にダマサレないぞ!。)」
「けっこう大事なことだから説明しとくとねぇ・・・。君のNISAは高配当の株を選んだでしょ。それって、なぜかわかる?。」
「(イキナリ質問かよ。)ボクのお小遣いが多めになるからでしょ。」
「うーん。まあそれもあるカモだけど、高利回りの株はみんな好物なんで人気になるし、結果、株価が上がりやすいということがあるよ。そしてもうひとつの要素として、株価の予想が簡単ということもあるんだ。」
「それってホント?。」
「うん。このチャートを見てごらん。配当を受け取る権利が決まる日がここだよ。そして、このあとの株価、どうなってる?」
「すっごく、ダダ下がりになってる!。もらえることが決定したらスグ売っぱらっちゃうんだ・・・。なんかドライだねぇ。」
「いやぁ、それはいろんな考え方があるだろうしねぇ。でも君も、お買い得なのがいつなのかは理解したでしょ?。」
「(このヒト、ゼッタイ来年まで待つつもりなんだ、粘着キシツな・・・。)うん
うん。なんかイロイロわかったよ。」
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