コミュニケーション ギャップ？

[lopriderさん]

登場人物：

ＬＯＰ：主人公

Ｉさん：（ＬＯＰ家の住宅をメンテしてくれてる施工業者。）

Ｑ美：ＬＯＰの妻。（専業従婦【主婦と違い、基本的にいろいろやってもらうだけの役割】を目指している。）

「うーん。確かにそのほうが安上がりだけど、ちょっとフシギな感じですよねぇ。（まあでもそのうちやり直せばいいんだから・・・、いいや。）わかりました。おまかせしますんでヨロシクお願いします。」

「おはよう。・・・ダレと電話？。」

「うん、おはよう。Ｓ工房のＩさんだよ。ちょっと台所の食洗器について打ち合わせてたんだ。」

「ああ、ウチの台所狭いからねぇ。（別荘だからしょうがないけど、）長くいると不自由だよねぇ。でも今回もＩさんに頼むの？。」

「そのつもり。希望の機種だと台所丸ごとそっくり交換になるって言われたんだ。そりゃ食洗器は買うけど、今年はもっとほかに欲しいものもあるから。」

「つまりセツヤクして株を買うワケね。」

「・・・まあね。」

「でもＩさんて、ちょっとね・・・。こないだいろいろ手入れしてもらったとき、ついでにサンルームもつけてってお願いしたんだよ。（そこで昼寝とかしたら気持ちよさげだし、雨の時も洗濯ものが濡れないと思って。）そしたらベランダのイッカクに鍵付きの小屋を建てて、そこに洗濯機を入れてさ・・・。どうぞって鍵渡されたけど、そこに何の意味があるん？。どこにワタシのサンルームがあるワケ？・・・。それに鍵なんてイラナイ。」

「まあ、いい人だし、迅速に手配してくれるけど、間違うときも思いっきり迅速なのがモンダイかもね。」

「アト駐車場のこともそうだよ！。庭にもう一台おけるようにしてってタノんで、泊りででかけて帰ってきたら、ものすごく土が入ってて高くなってたよね。あの宮崎アニメで出てくる天空の城みたいに！。これだと自分ちの駐車場から落ちたらヨユーで死ぬんじゃ？。」

「でも柵をつけてくれたよ。」

「だってあんな牧場みたいな柵でいいわけ？・・・ここは上高地なん？！。なんかすごくカワイクないし。」

「思考回路がフシギだよねぇ。今回も食洗器のミツモリもらったけど、足元にドアつきの図面でさ、まるで仏壇みたく観音開きを開けると、そこから食洗器が登場するドラマチックな仕様なんだ。」

「鍵は？」

「アハハ・・・。（根に持ってるなぁ、サンルームの一件。）今回はついてないよ。」

「まあアナタがそれでいいんなら、ソーすれば。」

「・・・（　＾ω＾）うーん。（まあでも、意外と笑えるからいいや。）」