君の誕生日に

[lopriderさん]

登場人物：

ＬＯＰ：主人公

Ｑ美：ＬＯＰの妻

「・・・もしもしＱ美？、誕生日おめでとう。手紙でも書こうかと思ったけど、（いろいろ書くと、君の苦手な漢字がたくさん入っちゃうかもしれないから、）留守録に入れとくね。

・・・えっと、君と出会った頃から、ずーっといつも誕生日とか一緒に過ごしてたから、なんかちょっと不思議な感じ。今朝はいつもと同じで、ニュースのチェックと投信の研究してからコーヒータイム。あと、Ｈ太は焦りまくって宿題をやってるみたいだねぇ・・・。

一緒にいたかったけど、（離れてると逆に、）本当に君がいつも一緒にいてくれたんだなぁ、ってあらためて思うよ。感謝してる・・・。

君が女子高生の頃からだからなぁ、本当に誰よりも長い付き合いになってるよね。いつも華やかな笑顔で、一緒に歩いてても、すれちがう人たちがみんな振り返るほど魅力的な女性だったけど、今でもそれは変わらないって思うよ・・・。

これからも健康に気を付けて、ずっと元気でいてください。そしてなるべく早く帰ってきて欲しい・・・。」

「・・・スイミン中で携帯出られなかったよ。あんのねぇワタシ今日の夕方レッスン日だけどどこっちの家に泊まって明日には帰るんでで。あんな言い方だと永遠のワカレみたくてエンギ悪すぎすぎるって。うう・・・グダグダなんで・・・ググゥ。」

「（寝てたのか・・・そうだろうなぁ。また寝落ちしかかってるみたいだし、まあいいや。）おやすみ。」