lopriderさんのブログ
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株の家庭教育 その6(お小遣いってソレ何?・編)
登場人物
LOP:主人公
H太:LOPの息子(最近まで、空耳的にある歌の歌詞が『ウサギ美味しい<料亭?>鹿野山~♪』だと思っていたらしい。それだとそのあとは『瘤な釣り師、FULL殺到♪』!?。)
「昨日ねぇ、お金が足りなくなってカードで引き出そうと思ったら、残高があんまりなかったんだよ・・・。パパ、ひよっとして入金忘れてた?。」
「へへへ・・・そうだねぇ。まあ今まで定額で振り込んでたけど、もうそういうのはやめたんで、ヨロシク。」
「ナニソレ・・・。お小遣いなかったら生きていけないじゃん。イジメ、ゼッタイ、ダメだよ!。」
「大丈夫。もう君のNISAの配当益が口座に入金されるように手配しといたから・・・。だからね、(興味深いことに、)来年の投信の成績で、君のお小遣い金額が決まるシクミになったんだよねぇ・・・。」
「それはダメだ、ダメだよ!。ちょっとキチクでしょ!。もし、ボクのNISAで買った会社が倒産したらどうなるの?。」
「ゼロだね。ま、人生はそんなだから。」
「パパ!。ふざけないで!・・・。それって本当にホントウニ、シャレにならないから!。(半泣。)」
「ハハハ・・・。今のところ君のNISA株は銀行株だけだからねぇ。倒産する確率はかなり低いと思うよ。それに、今年度の配当金額は今まであげてたお小遣いの1.5倍に設定しているから、問題ナッシング。」
「なぁんだ、そうなんだ・・・。パパが絶対そんなヒドイ事するはずない(だけど面白いと思ったら何でもやりかねないよな。このヒトは昔からそうだった!・・・。)とは思ってたケド、ちょっとアンシンした。」
「うん、それはそう。だけど来年以降(のNISA枠の運用)については全額自分でやってもらうからね。」
「ええっ!・・・。でもまあ、来年もゼンブ同じ株でやればいっか・・・。多分それで何とかなるんじゃ。」
「うーん、そうかもね・・・。でも、残念だけど、君と同じ考えの人は一杯いるだろうから、S銀行もY銀行も来年の確定日あたりには値上がりして買いにくくなってるだろうねぇ。そうなると、かなり利回りが低下して、君のお小遣いも悲惨な状況になるかも知れないよ。」
「うーん。じゃ、来年のNISA株はパパに教えてもらうかなぁ。そうすれば大丈夫だろうし。」
「ダメ。それじゃまったくナンニモ楽しめないしね・・・。学ぶ事がないじゃん。」
「(イヤイヤ、欲しいのは<学び>じゃなく、<小遣い>なんですケド。)じゃあ、どーすればいいの?。」
「うん。君のジュニアNISA、1年目の配当は利回り3.75%で3万円ぐらい。残高と合わせてちょうど6万円。つまり月額5000円だったんだよ。」
「・・・知ってる。パパの最初の約束ではそんぐらいだったから。」
「で、2年目も同じ利回りなら、君のお小遣いは月額7500円になるように設定してるよ。」
「ええっ!ホントウに?(・・・信じられん。パパって本当は滅茶苦茶イイ人なんじゃ。)」
「そして君のNISAは最初から利回りのいい小~中型株を買って、5年内に売る予定。売却益は200万円目標だから、ベストだと投資益50%以上になるねぇ。」
「すごいケド、そんなのムリだよ!。」
「無理じゃないし、べつに難しくもないよ。高利回りで堅調な会社の株は上がりやすいんだよ。(人気があるから。)そして小~中型株は成長の余地が多いんだ。それに、5年間のあいだに、株価が目標額に接近した時に売ればいいだけのことなんだ。」
「うーん。わかったよ。(パパが言うと、いつでも何でもそれらしく聞こえてくるからなぁ。なんかエスキモーに冷蔵庫を売りつけるぐらいできそうな・・・。)」
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