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ワタミの上期は4期ぶり経常黒字回復でわたみん家を鳥メロへ転換
居酒屋チェーン「和民」などを展開するワタミは、2017年9月中間期の連結経常損益が1億5千万円の黒字(前年同期は9億2千万円の赤字)で、上期として4期ぶりに黒字回復したそうです。
主力業態の総合居酒屋から専門居酒屋、レストランへと100店舗以上の転換を進めたことが奏功し、外食部門の赤字幅が縮小したようです。
連結売上高は海外の不採算店の撤退で1.6%減の474億円となりましたが、最終損益は2億4千万円の赤字(前年同期は13億5千万円赤字)に改善し、通期は最終利益1億円(前期は18億3千万円赤字)を見込むそうです。
国内外食部門は9月末時点で467店舗あり、業態転換した約190店が平均30%超の増収だったそうです。
このため、総合居酒屋の「和民」「坐・和民」計154店は高収益店舗を除き新業態「ミライザカ」へ、「わたみん家」42店はすべて来期中に焼鳥専門居酒屋「三代目鳥メロ」へ転換するとのことです。
清水社長は「来年度には成長戦略を再び描けるだろう」と本日の決算会見で述べたそうです。
従来の半期の業績予想に比べればかなり良くなっていますが、通期の業績予想は変更しませんでしたね。
上振れする余地はあるんでしょうかね。
7522:1,428円
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関連銘柄:
ワタミ(7522)
こんばんはコメント失礼します。
ワタミと言えば理念集にあった「24時間365日働け」が有名ですが、ユニクロを展開するファーストリテイリングも同じ時期にブラック批判を受けました。
ユニクロは2013年頃から柳井社長がブラック企業のような部分もあったと思うと発言し、
認めたうえで改善する姿勢を表明していました。経営者にとって、自らの会社をブラック企業と認めるのは不本意だったでしょうが、世論への対処をしたわけですね。
対してワタミは長らく、うちはブラック企業ではないと頑なに認めてこなかったこともあり、世間からの反感を買い続けて来ました。
清水新社長に交代しブラック企業であったことを認めて改革に取り組んで来ました。正しい経営判断であったと思います。