36度の微熱

[lopriderさん]

登場人物：

ＬＯＰ：主人公

Ｑ美：ＬＯＰの妻（副作用；眠気、ふらつき、倦怠感）

「おは・・・。まだ真っ暗だねぇ。」

「うん。なんか目が覚めちゃって、こんな時間だけど、いまさら寝るのもねえ。」

「じゃ、何してたの？。」

「こんところコト消費が堅調らしいんで・・・、関連株を調べてる。」

「ふーん。（意味わからんケド、まあいいや。）そういえば、Ｈ太はどうしてる？。」

「寝てるけど、今日は学校が休みらしいよ。いつもの時間に起こさなくてもいい、って言ってた。」

「ええっ、なんで？。」

「ほら、微熱（カッコ平熱）で休んだ日の代休なんだって。1粒で２度オイシイ的な状況らしいな。」

「ナニソレ！？。ずるくね？。」

「そんなに学校イヤならやめればって言ったんだけどねぇ。学校はイヤじゃないけど、イヤな日がたまにあるんだってさ。」

「それが１週間に２回ぐらいあると、＜たまに＞とは言わないよねぇ。」

「アハハ・・・。なんかヤツの行動パターンって、説明不能なオモシロサがあるよねぇ。いっそフレックスにして行きたい日にだけ行くんで良くね？。」

「ダメだよ！。厳しく叱ってくれなきゃ。不登校になったらワタシが困るもん。」

「なんで？。」

「わが家の自宅警備員枠はワタシひとりで一杯なんだから。昼間から二人も家でゴロゴロしてたらウザイじゃん。」

「ああ・・・ナルホド。（ゴロゴロしてる自覚はあるんだ・・・。）」

「じゃ、ワタシはこれから寝るんでヨロシク。Ｈ太にはちゃんと勉強やらせといてね！。サボリ癖がつくと困るから。」

「（うーん、モノ消費からコト消費への移行か・・・、だとすると睡眠というのも枕や布団を買いあさるレベルから、熟睡体験レッスンとかのほうに移動するかも。それだとＱ美は一流トレーナーになれる素質あり、だろうなぁ・・・。）おやすみ。」