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今週の日経平均は634円上昇~1年1ヶ月ぶりの大幅上昇

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +45.30 @22,203.48, NASDAQ -6,429.08)。ドル円為替レートは110円台半ばでの推移となった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,363に対して、下落銘柄数は563となった。騰落レシオは112.12%。東証1部の売買代金は2兆8921億円。

TOPIX +7 @1,639
日経平均 +102円 @19,910円

TOPIXも日経平均も反発した。今朝、早朝、朝鮮が再び弾道ミサイルを発射し、国際社会に緊張が走ったものの、株式相場の動揺は小さかった。北朝鮮のミサイル発射には慣れたようである。

振り返ってみれば、今週の日経平均は634円上昇し、週間としては今年最大の上げ幅になった。フランス大統領選の第1回投票の結果を受け、フランスのEU離脱リスクが後退したことを好感した4月24~28日の週(575円)を上回った。2016年8月8~12日の週(665円)以来、1年1カ月ぶりの大きさだった。

ただ、上値を追うほどの買い意欲があるかというと疑問符が付く。日経平均のオプション取引の建玉残高(日本経済新聞朝刊、マーケット総合1面)に弱気が現れているからである。売る権利「プット」の総建玉を、買う権利「コール」の総建玉で割り、相場の強弱感を示すプット・コールレシオ(PCR)は9月14日に1.38倍(1229013/892840)と高水準を維持し、強気よりも弱気な投資家が多いことを示している。

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、ガラス・土石(1位)、証券(2位)、鉱業(3位)、精密機器(4位)、機械(5位)となった。

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 北朝鮮のミサイル発射に市場は冷静に対応し始めた。したたかな一部の海外勢は、動揺した投資家の売りで下げた局面では「大量買い」で対抗している。


 

 15日午前の東京株式市場で日経平均株価は小反発し、午前の終値は前日比19円高の1万9826円だった。


7時の時報とほぼ同時に北朝鮮のミサイル発射が伝わり、市場には「すわリスク回避か」との緊張が走った。


ところが9時に市場が開くと売りは小口にとどまった....

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