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ヒアリ関連でフマキラー株が30年ぶり高値
南米原産の「ヒアリ」が日本で相次ぎ見つかっており、環境省は5日、5月に神戸港に陸揚げされたコンテナから女王アリを少なくとも2匹確認したと発表したそうです。
国内での確認は大阪港に続き2例目で、ヒアリは強い毒を持つため、不安が広がる一方、株式市場では防虫剤や殺虫剤の需要が高まるとの思惑から関連銘柄が急騰したそうです。
ヒアリは貨物に紛れ込んで上陸したとみられ、国土交通省は、中国から定期航路でコンテナ貨物が直接運び込まれる全国63港について、殺虫剤を置くなどの対策を重点的に実施するよう地元自治体などに求める事態となっているそうです。
こうしたなか、家庭用殺虫剤大手、フマキラーの株価は5日、一時、前日比18%高の1208円まで上昇し、ほぼ30年ぶりの高値を付けたそうです。
同社のアリ用殺虫剤は神戸市で発見されたヒアリの緊急防除に使用されているとのことです。
木造家屋向けのシロアリ防除が主力のアサンテの株価は5%高の2070円まで上昇し、2013年3月の上場以来の最高値を更新したそうです。
メーカー各社は自社商品の販売拡大につながるとみて情報発信に力を入れているようです。
アース製薬はすでに「ヒアリは薬剤への抵抗性が特別に強いわけではなく、通常のアリ用殺虫剤でも十分に効果が発揮されると考えられる」とのコメントを発表し、同社のアリ用殺虫剤などの関連商品の出荷量は7月に入って前年を5割上回るペースとのことです。
上陸を防ぐのは、やはり難しいようですね。
4998:1,104円、 6073:2,045円、 4985:5,970円、
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関連銘柄:
フマキラー(4998) アサンテ(6073) アース製薬(4985)
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