昨日発表された1月度米貿易収支は-485億ドル(前月は-443億ドル)となり
赤字額が5年ぶりの高水準に達しました。
そのため、予てより保護主義をチラつかせているトランプ大統領の
「日本叩き」が本格化するのではないかと危惧しています。
<米国の輸入相手国上位>
1位:中国、2位:カナダ、3位:メキシコ、4位:日本
<米国の貿易赤字相手国上位>
1位:中国、2位:日本、3位:ドイツ、4位:メキシコ
しかも財政難から公約を下方修正せざるを得ない事態が想定される中
トランプ大統領がその責任を貿易赤字上位国に転嫁することも充分有り得ます。
また保護主義(ドル安政策とワンセット)が鮮明になれば
今後日本が通貨高圧力を受ける可能性は極めて高いと思われ
ドル円相場は最近のレンジ(111円~115円)を下抜けし
110円以下の円高に向かうのではないかと考えています。
そうなると、年内3回利上げが行われたとしても
米国の長期金利が3%を超える可能性は低くなり
「1552VIX短期先物で1億円稼ぐ」というシナリオも
早速暗礁に乗り上げてしまうかも知れません。(o_□_)oドテッ
という訳で、個人的には引き続き「中・小型材料株」
「新興市場の成長株」「内需関連株」をメインターゲットにしたいと思います。