写真用品店「カメラのキタムラ」を運営するキタムラが、2月末までに少なくとも22店を閉めるそうです。
本業のカメラ関連が伸び悩むなか、力を入れていたスマートフォン(スマホ)の販売が落ち込んでいるためのようです。
端末代を「実質0円」とする値引きを規制した総務省の指導がスマホの売れ行きを直撃し、大量閉店に追い込まれた格好のようです。
2016年9月末時点でカメラのキタムラは全国に約850店あったそうです。
2016年4~9月の閉鎖は12店で、2016年4~12月の累計売上高は約956億円で2015年の同期比10.2%減っているそうです。
キタムラは「店舗体制は常に見直している。直近の退店の状況はコメントできない」としており、すでに閉店した店の社員は配置転換などで継続雇用する方針だそうです。
調査会社によると2016年4~9月期の国内のスマホ出荷台数は2015年同期比で8.4%減っており、実質0円規制に加え、高性能化で買い替えサイクルが延びたことも響いているようです。
カメラもスマホも不振となれば、次は何に力を入れるんでしょうね。
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