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トランプ次期大統領 メディアに対する敵対的

アメリカの貿易交渉は悲惨な状況で、中国、日本、メキシコなどとの貿易で多額の損失を被っている

自分は史上、最も雇用を生み出す大統領になる

プーチン氏が私を気に入っていることは財産だ。ただ、うまくやっていけるのかどうかはわからない。うまくいくことを望む

オバマケアは最悪の制度だ

メディアに対する敵対的で否定的な姿勢は変わらず

トランプ次期大統領 大統領選後初の記者会見 米利益最優先を強調
1月12日 5時05分
アメリカのトランプ次期大統領は、大統領選挙後、初めてとなる記者会見を開き、「日本などとの貿易でアメリカは多額の損失を被っている」などと述べ、日本についても挙げながら、貿易の不均衡を是正してアメリカの利益を最優先に確保していく姿勢を強調しました。
トランプ次期大統領は、来週の大統領就任を前に、日本時間の12日午前1時すぎからニューヨークのトランプタワーで、300人以上の報道陣が集まる中、去年7月以来、およそ半年ぶりとなる記者会見を開きました。

この中で、トランプ氏は、新しい国務長官に大手エネルギー企業エクソンモービルの前CEOのティラーソン氏を指名したことに言及し、「次期政権には優秀な人物を起用したい。アメリカの貿易交渉は悲惨な状況で、中国、日本、メキシコなどとの貿易で多額の損失を被っている」と述べました。

そのうえで、大手自動車メーカーのフォードがメキシコに工場を移転する計画を撤回したことなどを評価し、「自分は史上、最も雇用を生み出す大統領になる」と述べ、貿易不均衡の是正や国内の雇用確保に全力を挙げ、アメリカの利益を最優先に確保していく姿勢を強調しました。

また、トランプ氏は、これまで、シリア政策などでロシアと協力を目指す姿勢を示していましたが、会見の中で「プーチン氏が私を気に入っていることは財産だ。ただ、うまくやっていけるのかどうかはわからない。うまくいくことを望む」と述べ、これまでの発言に比べ慎重な見方を示しながらも関係改善への意欲を改めて示しました。

一方、大統領選挙でトランプ氏を後押しするためにロシア政府が民主党のクリントン氏の陣営にサイバー攻撃を仕掛けたとするアメリカの情報機関の見方について、「ロシアは選挙に干渉した」と初めてロシアの関与を認める一方で、「民主党はハッキングされることにとてもオープンだった」と述べ、批判の矛先は民主党に向けました。

また、ロシア政府がトランプ氏の弱みとなる情報をつかんでいる疑いがアメリカのメディアで報じられたことについては、「事実ではないフェイクニュースだ」として、報じたメディアを名指しして厳しく批判するとともに、そのメディアの記者に対して「あなたの質問は受けない」と質問を拒むなど、メディアとの対決姿勢を示しました。
メキシコ国境にすぐに壁建設
トランプ氏は、メキシコとの国境沿いに築くとしてきた壁について、「メキシコに費用を負担するよう交渉するが、その結果を待たずに、すぐに壁の建設を始める」と述べて、あくまでも建設を進める考えを強調しました。

また、オバマ大統領が推進した医療保険制度改革、いわゆるオバマケアについて「オバマケアは最悪の制度だ」と批判したうえで、「就任後できるだけ早く廃止し、ほぼ同時に別の制度に入れ替える」と述べて、早期に撤廃する考えを示しました。

一方、社会を2分するような重要な問題をめぐって司法判断を行う連邦最高裁判所の判事のうちの1人が去年死去し、全米の関心が集まっている後任の人選について「大統領に就任後、2週間以内に指名する」と述べ、速やかに対応していく考えを強調しました。
最も多く雇用生み出す大統領に
これまでアメリカ国内の雇用が奪われているとしてメキシコに生産拠点を置く自動車メーカーへの批判を繰り返してきたトランプ氏は、会見で、「経済にとってすばらしいニュースがあった」と述べ、大手自動車メーカーのフォードがメキシコに工場を移転する計画を撤回したことなどを評価しました。

そして、「史上、最も多くの雇用を生み出す大統領になる」と述べて、雇用の創出に力を入れる姿勢を強調しました。

また、「製薬メーカーは、たくさんの薬を供給しているが、かなりの部分をアメリカで作っていない。国内に戻さなければならない」と述べ、批判の矛先を製薬メーカーにも向けました。

そのうえで、トランプ氏は「企業が生産拠点をメキシコに移した場合、雇用を生み出すことができなくなる。国境を越えてアメリカで売ろうとすれば高い関税を支払うことになる。海外に移転しておとがめなしは許さない」と述べ、海外に拠点を移した企業に高い関税をかけるという従来の主張を改めて訴えました。

一方、トランプ氏は「アメリカは悪い取り引きばかりして貿易で多額の損失が出ている。中国、日本、メキシコと良い取り引きができていない」と述べて、日本も名指しして貿易の不均衡を是正する必要があると訴えました。

「メディアに対する敵対的で否定的な姿勢は変わらず」

記者会見のあと、アメリカの公共ラジオNPRで長年、ホワイトハウスや議会担当の記者を務めてきたマーラ・ライアソン氏は、NHKのインタビューに対し、「トランプ氏のメディアに対する敵対的で否定的な姿勢は、選挙期間中と何ら変わるものではなかった。私もロシアに関する質問をしたが、彼は答えなかった。トランプ氏は、大統領に就任してからも同じ姿勢を示すのだろう。一部メディアの質問を受け付けなかったが、私はこれが新政権の今後の特徴になると思う」と述べました。
そのうえで、「大統領と記者は常に緊張関係にある。トランプ次期大統領との間はいつもより厳しい関係になりそうだが、私は懸念していない。記者としての仕事を全うするだけだ」と話していました。
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