ほんま そうかいさんのブログ
平成相場三昧伝 そうかい日曜随筆(世界の悪女)
そうかい日曜随筆;「世界の悪女」
東洋エリザベス(自称)朴槿恵の場合。
いまから、六年くらひまえ、天文館の喫茶店で讀んだ週刊文春で、いまの朴女史の崔牧師親子との、おどろおどろしい関係は、あらまし知っていましたぞ。といふことは、日本人の大方は、うすうす知ってゐたことを指す。地方都市での喫茶店でも、わかることだった。
いやさ、アメリカ人も知ってゐたはず。米国大使館文書が、例によって、ウィキーリークスによって、漏えいしてゐるので。「崔太敏牧師は、朴氏の心身を完全に支配し、その子供(崔順實)は、莫大な蓄財をした。」とあります。
だふにもかふにも、平凡人のボクには、想像がつかなひなぁ。おもいつくのは、昭和の世を騒がせた「イエスの方舟(はこぶね)」。だけど、これは、そんなに暗ひ事件ぢゃなかったな。
家庭の問題で悩む、御嬢さんたちが、家出して、當時大阪で、聖書講読会を開いていた「イエスのおっちゃん」こと千石イエスと共同生活(疑似家族)をした事件。
あぁ、家庭の不和!「幸福な家庭は、一種類しかなひ。不幸な家庭は、多種多様だ」トルストイ(アンナ・カレーニナ)。
イエスの方舟には、性的なものは、なかった。御嬢さんたちが、働かなひで一日じゅう聖書ばかりを讀んでいる無能なオッチャンを支えるために、クラブやキャバレーで、一生懸命に働く、不思議な明るさが、ありましたぞ。
誰だ!俺も千石イエスに替わりたいといふやつは?・・・・いゃ、俺殿(オイドン)か。
その明るさが、まったくなひのが、槿恵の場合。
崔家とは、親子二代でおつきあい。順實の旦那の鄭氏も、娘同士でシェアリング。
ちなみにセォウル号沈没のとき、大統領が秘線・密会していた鄭は、順實と離婚協議中だった。
しかし、これ、韓国国民は、知っていたんぢゃなからふか。もんだいは、崔家による国政壟断。長年の利益供与および機密漏えい。
「自分が許せない」「胸が痛んで、夜ねむれなひ。」朴槿恵韓国大統領言。
ナスティ・ウーマン、ヒラリーの場合。
「(ビルが不倫したのは)ヒラリーにおんなとしての、魅力がなひからだ。」トランプ言。
やふやく、その意味がわかりましたぞ。
それは、オノ・ヨーコのブログにある。七〇年代の反戦デモで、ヨーコとヒラリーは、NY市で巡り合い、恋愛関係にあったらしひ(当時、ヒラリーは、イェール大学の学生だった)。
二人の関係は、あまり長くは、続かなかったみたひだ。
「これからも、ヒラリーが*LGBTのために尽くしてくれることを私は、望む。」オノ・ヨーコ言。
へぇ~っ!ヒラリーは、レズビアンだったんだ。といっても、ボクは、クリスチャンではなひから、別になんにも感じなひけどなぁ。まだまだ保守的なプロテスタント層から見れば、これは罪・SINだ。
まぁ、しかし、これでビルの乱倫このうゑなしの振る舞いも分かる。トランプ放言の真意も解かる。
だけど、ボクが真にヒラリーを悪女と思うのは、中東を滅茶苦茶にした一連のヒラリー・メール。
*LGBT=性的少数者。レズビアン(女性同性愛者)。ゲイ(男性同性愛者)。バイセクシュアル(両性愛者)。トランスジェンダー(出産時に認定された性と自認する性が不一致)。それぞれの頭文字を取ったもの。
霜月 みずのゑたつ日 ほんまそうかい記