後場コメント No.1 ビックカメラ、東京エネシス、

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後場コメント No.1　ビックカメラ、東京エネシス、アコム、ケイブ、アイフルなど

★12:30　 ビックカメラ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ　業績も徐々に回復へ
　ビックカメラがもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、業績も徐々に回復へとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は1400円→1200円と引き下げた。
　前16.8期営業利益（220億円）はＳＭＢＣ日興予想（235億円）を下回ったが、厳しい売上状況は毎月公表される月次売上で確認されていたため、サプライズは小さい。一方、純利益の過去最高益更新もあり、8期ぶりに増配を発表。コジマのリストラ一巡による業績回復を印象付ける内容であり、現状の株価水準であれば好感される見通し。業績の押し下げ要因となっているインバウンドの前年ハードルは今後徐々に低下し、業績は回復へ向かうと予想。前16.8期の下振れを反映し、今17.8期以降の予想を減額・目標株価を引き下げるが、投資評価「1」を継続するとした。

★12:30　 ＩＳＩＤ－3日ぶり反発　店頭デリバティブ取引での証拠金管理ソリューションを提供開始
　電通国際情報サービスが3日ぶり反発。同社は14日、金融機関の非清算店頭デリバティブ取引に係る証拠金規制に対応するソリューション「iCollex（アイコレックス）」の提供を開始したと発表した。
　iCollexは、当該規制への対応に特化した国内初のパッケージソリューションで、すでに先行ユーザー1社が採用し、本格運用を開始している。。同社が手がけてきた国内大手金融機関のデリバティブ取引業務や担保管理業務でのシステム構築のノウハウをベースに規制対応に必要となる機能を網羅的に実装しており、規制対応の確実な遂行と大幅な効率化を実現するとしている。今後の業績への寄与が期待され、株価は底堅く推移している。

★12:34　 東京エネシス－大幅続伸　上期営業益を上方修正　原価低減や人員効率配置で生産性向上
　東京エネシスが大幅続伸。同社は13日、17.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を、従来の15.0億円から19.4億円（前年同期比17.2％減）へと引き上げると発表した。原価低減の徹底や人員の効率的配置による生産性の向上が寄与した。

★12:35　 アコム－ドイツ証が新規「Buy」　中核3事業すべてで収益が成長している
　アコムが6日ぶり反発。ドイツ証券では、中核3事業すべてで収益が成長していると注目。レーティング「Buy」、目標株価600円として、新規カバレッジを開始した。
　06年1月の過払い利息に対する最高裁判決以降、業績が低迷し、株価は大きく下落した。しかし、同社は収益源の多角化を図り、現在ではローン、信用保証、海外金融の中核3事業がすべて拡大基調。また、過払い利息返還の請求は緩やかではあるが低下傾向にあり、今後数年間で負担はかなり軽減される見通し。利息返還費用を除いた実質当期利益は来期以降、順調に増加するとみられることから、足もとの株価は割安との見方を示した。

★12:40　 ケイブ－反落　1Q営業赤字拡大　広告宣伝費および販売促進費の増加響く
　ケイブが反落。同社は13日、17.5期1Q（6-8月）の連結営業損益が1.9億円の赤字（前年同期は0.5億円の赤字）だったと発表した。
　スマートフォンネイティブゲーム『ゴシックは魔法乙女～さっさと契約しなさい～』のプロモーション活動への先行投資により、広告宣伝費および販売促進費が前年同期よりも大きく増加したことが響いた。

★12:42　 アイフル－ドイツ証が新規「Hold」　利益成長には時間を要する
　アイフルが売り買い交錯。ドイツ証券では、利益成長には時間を要すると判断。レーティング「Hold」、目標株価330円として、新規カバレッジを開始した。
　06年1月の過払い利息に関する最高裁判決以降、同社はローン残高を大きく縮小し、業界内シェアが低下した。15年8月に6年間にわたる金融支援が終了したが、なお他社比で調達コストが高い。ローン残高は15.3期に増加に転じ、徐々に残高を回復している。ただし、営業費用比率が高いことから、安定的な利益基盤の確立には至っていないと判断。利息返還請求件数は今期大きく低下しているが、今後3年間はなお高水準の費用発生を見込むとした。一方、自己資本は来期以降、大幅に毀損するリスクは小さいと想定。


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