<G.Sの先物手口:9/5>
日経平均先物9月限 ➡ 5536枚買い越し (売り玉残 -9198枚 ➡ ー3662枚に減少)
TOPIX先物9月限 ➡ 24163枚売り越し (買い玉残 35766枚 ➡ 11603枚に急減)
<G.Sの先物手口:12月限の推移>
日経平均先物12月限 ➡ 8/26:-17661枚 ➡ 9/2:-30630枚(ロールオーバーが加速)
TOPIX先物12月限 ➡ 8/26: -1437枚 ➡ 9/2: -5500枚
http://www.jpx.co.jp/markets/derivatives/open-interest/index.html
GSのロールオーバー(日経平均先物)は今週のMSQに向け着々と進んでおり
SQ前に買い越しに転じる勢いです。
一方、ABNアムロのオプション手口から、同社の大口顧客は今日の高値で利確した可能性が高く
従来の手口継続なら、アムロは9月SQ値17000円以上を拒否すると思います。
以上から
◇G.Sのロールオーバー(日経平均先物)が終了すれば
経験的に日経平均株価の上値は重くなり、SQ通過後の下落リスクが高まる
◇G.Sが日経平均先物9月限を大きく買い越す動きを見せれば、9月SQ値の意外高も有り得る
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp
◇9月SQは17000円を挟んだ攻防になる可能性が高い
<今月の重要イベント>
http://www.gaitame.com/market/keizai.html
日銀金融政策会合とFOMCは共に20日~21日に開催
<FRB>
市場の9月利上げ予想は約25%ですが
以下の理由からFOMC開催前の経済指標が良好であれば、9月利上げも充分有り得ると思います。
http://jp.reuters.com/article/cross-market-idJPKCN11B0XW
米国の景気が上向いて8年目 ➡ 景気は踊り場に差し掛かっている ➡
近い将来利下げが必要になる ➡ 利下げの準備として今のうちに利上げして置きたい
<日銀>
今日行われた黒田総裁の講演で、追加緩和に向けた強い意志が感じられなかったとして
「9月緩和の可能性が薄れた ➡ 円高」という流れになったと報じられています。
http://jp.reuters.com/article/boj-kuroda-interview-idJPKCN11B0CW
因みに、この記事では触れていませんが
今月の金融政策決定会合で、外債の購入が議論されるのではないかという見方もある様です。