バングラデシュの人質 黙とう

[株はがまん☂☃ が出来ないさん]

残念

テロリストに対し怒り

我が社の宝

バングラデシュの人質立てこもり事件で、事件に巻き込まれた日本人８人は、ＪＩＣＡ（＝国際協力機構）が支援するプロジェクトに関連して現地に派遣されていた。

　ＪＩＣＡ・北岡伸一理事長「急速に膨張するダッカの都市交通の状況を改善すべく、その事業のために活動しておられた方でございまして、バングラデシュの発展のために貢献されていた方々を失った。誠に残念で、こうした人々を攻撃したテロリストに対し怒りを禁じ得ない」

　ＪＩＣＡによると、８人は、都内の建設コンサルタント会社３社の社員らで、ＪＩＣＡがダッカで支援していたインフラのプロジェクトに派遣されていた。

　東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックＶＰＩ」によると、同社は海外事業本部の４人の社員が事件に巻き込まれ、このうち渡辺玉興さんは救出され、生存が確認されたという。

　一方、政府関係者によると、同じ「アルメックＶＰＩ」の社員・岡村誠さん、酒井夕子さん、下平瑠衣さんの３人は、死亡が確認されたという。

　アルメックＶＰＩ・総務担当「（４人の）仕事ぶりは最高で、我が社の宝です」

　救出された渡辺さんの知人「（渡辺さんは）ユーモラスな方。明るい方という印象を持っています。１日も早く回復していただいてまた元気な姿を見られればいい」

　また、渋谷区の建設コンサルタント会社「オリエンタルコンサルタンツグローバル」も、現地に派遣していた社員ら３人が死亡した。

　米澤栄二社長「（３人は）バングラデシュの交通渋滞を解消するプロジェクトのために、現地に入っておりました。大変残念。それに尽きます。このようなことに対して、大変強い憤りを感じております」

　また、政府関係者によると、東京・中央区の建設コンサルタント会社「片平エンジニアリング・インターナショナル」の小笠原公洋さんも、事件に巻き込まれ死亡が確認されたという。