三井物産が資源安を逆手に豪州の海底油田に800億円投資

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三井物産が資源安を逆手に豪州の海底油田に800億円投資

三井物産は、子会社を通じオーストラリアの資源大手ウッドサイドエナジーと西豪州沖の海底油田開発事業に投資することを決定したそうです。
三井物産は今年3月期に資源事業の減損損失計上で初の最終赤字に転じましたが、強みの資源は規律を徹底した上で引き続き投資する方針のようです。

資源安で開発が止まり、逆に「創意工夫を凝らせば建設コストや人件費、初期投資を大幅に削減できる好機になる」(安部慎太郎副社長)と判断したそうです。

投資対象となるのは西豪州沖のラバーダ油田とチマッティ油田を開発する「グレーター・エンフィールド事業」で、両油田は沖合約60キロメートル、水深最大850メートルに分布しており、総投資額約19億ドル(約1900億円)のうち三井物産の投資額は約8億ドル(約800億円)となるそうです。

く掘削や海底パイプラインの設置工事に着手し、2019年中ごろの原油生産を目指しており、日本を含めたアジアに販売するそうです。
海底の厳しい環境下での掘削だけに日本製油井管が採用される可能性もあるようです。

源安で大手商社は資源関連投資を絞り非資源への投資にシフトしており、三井物産などは同じ豪州でも建設コストの高いブラウズLNG(液化天然ガス)事業は延期を決めましたが、採算性の高い新規事業は進める構えのようです。

成功するといいですね。

8031:1,190.5円
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