エイベックス 世界戦略を練り直し

[まはいさん]

エイベックスはオオカミ少年の扱いです。

エイベックス １年チャート　↓ クリックで拡大

昨年5/14、エイベックスは５年振りの事業方針の大転換を発表して大きく買われました。
ところが、事業方針の転換に失敗して失望売りに株価は沈みました。
そこで、事業方針を練り直して発表したのですが、投資家からは見向きもされていません。

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2010年度からエイベックスは経営方針を転換してアーティスト育成を縮小していましたが、昨年の事業方針転換でほぼ撤退しました。それがそのまま減収減益要因となり、新事業は鳴かず飛ばずの最悪の展開でした。
昨年１１月から新戦略を見直し始めたようですが、おそらくコンサルタント会社を入れたらしく、エイベックスの過去の中期経営計画より格段に練り込まれています。

メジャーレーベル
エイベックスのレコード事業はソニーを抜いて国内首位です。
しかし、世界規模ではソニーは世界３大メジャーの第２位です。
世界のレコード市場は、日米欧が突出した市場で、日米欧それぞれにソニー、ワーナー、ユニバーサルミュージックという３大メジャーに統合されました。
世界的なレコード市場の統合が終わり、いずれ国内レコード業界もグローバル化することは必至です。
そこで、エイベックスは世界３大メジャー１位のユニバーサルミュージックに付こうとしたようですが、袖にされたようです。
そこで、エイベックスはインディース戦略に転換して世界を目指します。

投資方針
メジャーレーベルに駆逐されかけているインディーズに今さら投資するのだから、普通に考えて無謀です。
しかし、敵はほとんど死にかけている市場なので、負ける要素が無いとも言えます。
非常に興味深い挑戦なので、これまでエイベックスで儲けた分だけ全額賭けようと思います。

保有証券の分類2016.6.10　↓ クリックで拡大

エイベックスは投下資金を回収した以上に資金流入している銘柄です。
安定的に配当金も入ってくるので、エイベックスからの資金流入をエイベックスへの再投資資金とします。