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前場に注目すべき3つのポイント

前場に注目すべき3つのポイント~幻のSQ値を捉えることができるか



19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:幻のSQ値を捉えることができるか
■外資系証券の注文動向:差し引き410万株の買い越し
■前場の注目材料:無料通話アプリLINE、ゲーム内アイテムが『通貨認定』



■ 幻のSQ値を捉えることができるか

19日の日本株市場は買い先行の展開となろう。米FOMC議事録では、大半のメンバーが6月の利上げを支持していることが明らかになり、来月の会合で追加の利上げを行う可能性が意識された。この流れを受けて米国市場は金融セクターが買われている。為替市場ではドルを買う動きが強まり、円相場は一時、およそ3週間ぶりに1ドル110円台に値下がりした。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の16715円だった。

シカゴ先物にさや寄せする格好から買い先行となり、価格帯別出来高の膨らんでいる16800-17200円の抵抗帯を試す展開になりそうだ。円安を受けてハイテクセクターなどには買い戻しの流れも意識されやすいと考えられる。日経平均のチャート形状では一目均衡表の雲を上放れてきており、16800円処をクリアしてくるようだと、センチメント改善にもつながりそうである。また、5月SQ値が16845.67円であり、これが心理的に強い抵抗でもある。幻のSQ値を捉えることができれば、買戻しの流れが強まるとの見方にもつながろう。

一方で、中小型株の需給状況が急速に悪化している。これまで相場をリードしてきた銘柄が調整局面をみせてきており、これに伴う換金売りの流れが他の中小型株にも波及している状況である。資金の逃げ足の速さから大きく調整する一方で、需給整理は一気に進むとも考えられる。しかし、目先は底入れを見極める流れから不安定な展開を余儀なくされそうである。目先は大型株主導に向かいやすく、相対的に出遅れている銀行やハイテク株に自律反発狙いの資金が向かいそうだ。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き410万株の買い越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り890万株、買い1300万株、差し引き410万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。


5月12日(木):390万株の売り越し
5月13日(金):210万株の買い越し
5月16日(月):270万株の売り越し
5月17日(火):10万株の売り越し
5月18日(水):100万株の買い越し


■前場の注目材料

・NYダウは下落(17526.62、-3.36)・NY原油(48.19、-0.12)
・独財務相、財政出動 不要の認識示す
・4月の訪日外国人客数、18%増
・首相、消費増税はサミット議論など踏まえ判断
・大日印、有機EL部材増産
・サイバー防衛人材20年に20万人不足
・無料通話アプリLINE、ゲーム内アイテムが『通貨認定』



☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 3月機械受注(前月比予想:-2.0%、2月:-9.2%)
・08:50 対外対内証券売買(先週)


<海外>
・10:30 豪・4月失業率(予想:5.8%、3月:5.7%)
・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:+1.2万人、3月:+2.61万人)

《WA》

 提供:フィスコ引用


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