ほんま そうかいさんのブログ
平成相場三昧伝 別伝 地震保険
このたび罹災された、熊本県の皆さまに心より、お悔やみ申し上げます。
こうなると、頼みの綱は、保険。いや、さふなのです。その訳は?
そのまえに、ど!根性手書き東京ローソク足
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さぁーつもの言わぬ虚空の彼方よりあらわれいでよローソクよ!!
tokioの眞實・眞相を吾に告げよ!
あらわれいでたるローソクは、「陽の寄り付き坊主・小陽線」ローソクボディ130。上髭80。下鬚0.上髭が、結構ながいのは、週末利食い?ともあれ、昨日高値16911円に一時的にはタッチしたが、上放れできず。足並びは、「陽の陽はらみ」。意外、ものの本には、「天井打ちを暗示」とありますが、さて?
地震保険考。
建物の地震保険の基本は、官営保険。本邦の地震保険は、ロイズが再保険してくれなひとかなんとか。地震は、たしか戦前、東京海上が、関東大震災で、倒産しかかって、特融で救済されたといふいわく附き。対象は、住宅。店舗併用住宅も可。商業物件(人の居住しない建物)は、国の地震保険には、加入できませぬ。保険価格は、住宅価格の半分まで。
すなはち、山田太郎宅が時価3000万円とすると、保険価格は、1500万円がリミット。つまり地震保険だけでは、立て直しは、無理。
また家財も加入できます。
結論から、言ふと、入っておこうよ。家も家財も。あの阪神大震災のときの、東海保険代理店の手記を讀むと、金融機関が、潰れて(いやさ物理的につぶれて)、銀行振り込みが出来なひ。
支社に行って、現金を払いだして貰って、契約者に手配りしたさふだ。ゆふぐれ、最後の契約者宅になんとか、バイクでたどり着いたところ、その家は、倒壊し、庭で焚火を起こして、みなで缶詰で一杯やってたさふだ。
ところが、支払保険金は、100万円(あぁ!なんたる、いい加減な付保)。おそるおそる渡して、領収書にサインを貰ふと、意外「ありがたい!かふいふ時の100万は、一億やでぇ」と契約者は、非常に喜んだらしひ。
すなはち地震保険は、当座の生活費なんだなぁ。命あっての物種ぢゃなひか。
また小生は、契約者がいなかったので、現地には、行かなかったけど、今から25年ぐらい前の鹿児島縣北薩摩で起こった「川薩震災(震度6ぐらひ?だったっけ)」にいった市内の大工さんや、左官さんに聞くと、「そうかいよ、ヒデもんぢゃ。たしかに農家の家は、立ってはおっどん、なかは滅茶苦茶ぢゃらひ」とのこと、家財道具の加入もキメテですぞ。
なんで、小生が火災保険(主契約火災に地震保険を特約付帯する)を強くすすめるのか?
小生、損保の回し者?違いますぞ!
火災・地震にかんしては、社会保障は、バッタリなひ。ゼロ!!
これはなぁ、なんどもなんども、火災保険を法律化して、強制保険にせやふと、国会で、議論されはしたが、その都度、當時の社会党の反對で、お流れ。
ホントに誰も助けてくれなひんですぞ。前述の山田太郎が、建物・家財の地震保険を支払うとしたら、いかほど?建物1500万家財1500万として、年間4万弱(家の構造・地域によって料率が違ふ)。
そのくらひ、募金と思って、諦めやふよ。このぶんぢゃ、かならずどこかで、支払にまわされますぞ。
卯月ひのとう日 フアイナンシャル・プランナー ほんまそうかい記
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